地方の国立大医学部は東大理科1類、2類並みの難しさらしい。従兄弟の長女は地元のトップの公立高に行っていて、その学校からは確かに医学部にも沢山合格しているけど、数学と理科が苦手で国語と英語が得意という典型的な文系少女。医学部受験も親の意思が大きなウェイトを占めている。
好きこそ物の上手なれ、で国語と英語が得意なら文系に行くべきだと思うんだけど。
女の子に浪人までさせて医学部受験?
父親の従兄弟に直言したが聞く耳持たず。
可哀相な気がする。
自分が受験生の頃は第二次ベビーブームの世代の前で地元の国立大医学部は成績下位の人でも入れた。自分と従兄弟の出身校は全国的にも有名な進学校だったからだが、その当時は医者は技術者という認識。金持ちで社会的地位が高いという認識は今ほどではなかった。成績がいい理系は東大理科1に行き、物理や工学を学んでという選択が多かった。時代は変わる。
しかし、医学部に進学しても適性が合わず中退する人が結構多いのだ。従兄弟の娘がそうならないという保証はない。医学部の授業には動物実験もある。自分は苦痛だった。臨床研修もハードだ。体が強くないと務まらない。最近はドクターショッピングが当たり前になって人あたりのいい、更に腕のいい医者じゃないと廃業に追いやられる開業医が多いと聞く。医学部に進学しても自動的に明るい未来が待っている訳ではない。
やっぱり好きこそ物の上手なれだよなと思う。
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