借りた本で読んで良かったと思ったのが侍留啓介著、新・独学術。社会人が勉強すべき科目として、倫理と政治経済を挙げているのが独特。倫理と政治経済は社会人の基礎的教養だと言う。この考えに賛成する。
著者が挙げたお勧め参考書、理解しやすい倫理、理解しやすい政治経済は旧課程版を持っていたのでこの1週間位、かばんに忍ばせてスキマ時間に読んでいる。倫理は心理学と哲学、宗教などの知識を効率的に勉強出来る。政治経済は特に経済分野で現代経済の基礎が学べる。これらの知識は知らなくても済むが、特に外国人と接する職業の人は知らないと恥をかくだけでなく仕事に支障を来す場合があると著者は言う。
この1週間のスキマ時間は充実していた。
自分が勉強している資産運用やFXの勉強の基礎が政治経済で勉強出来るのだから、やりがいもある。
また理解しやすい政治経済の巻末には日本国憲法が全文載っているので、本文の解説と合わせて読めば日本国憲法の勉強にもなる。憲法改正論議があるが、現行憲法を知らずに改憲云々はないだろう。
憲法の理解は国民の必須知識だと思う。
理解しやすい倫理、政治経済はネット等で安くで手に入る。旧課程版でいいので、是非購入して、流し読みすることをお勧めする。