ひどい……というか、
あきれる……というか、
いや、笑える……というべきか。
あまりにも一方的、かつむちゃくちゃな、料金の提示にあきれて、
電子書籍での歌詞の使用料規定について、
ホームページ上で詳しく明記されてる箇所があったら、
教えてほしいとメールしたのが2~3日前。
同じメールの中で、
毎月、半永久的に、最低でも一冊につき5,000円
払い続けることに対しても、抗議してみた。
売り上げがない場合ですら、利用料金の請求がされるのは
ある意味不当ではないかとも。
電子書籍での歌詞の引用と、カラオケなどでの利用とが、
ひとつの枠でくくられてるような印象も伝えてみた。
返信を待ったが、なしのつぶて…。
サーバーから相手方に送信できないというメッセージが入る。
調べてもらったところ、
受信拒否の設定がされてる可能性があるとのこと。
再度、同じ内容のメールを送ったが、
やはり、送信できない旨のメッセージが入る。
(まあ、でもこの辺は何かの手違いだと思いたい)
仕方がないので、別のメアドで、
誠意ある対応を望みます!
と、今までのメール内容全てコピーしたものを貼り付けて送信。
本日、やっと返信が来る。
内容は、
『あなたの作品は過去出版物としての実績があったので、
以下の使用料率でお取り扱いさせていただきます。
情報料×0.2%×月間のリクエスト回数
(月額最低使用料5,000円はございません) 』
いきなり、6.2%から0.2%って、すごくないですか?
過去に出版されたものなら、0.2で、
あらたに電子書籍だけなら、6.2パーセント??????
しかも、今までのは、私のメール内容に基づいた上での、
計算だったと、ぬかした!!
最初の段階で、
「このたび想定されてるのは、電子書籍としての配信のみで、
書籍として出版されるご予定はないと考えてよろしいでしょうか?」
というメール上での問いに、
私は、
「電子書籍のみでの配信で、現時点において、
書籍としての出版はありません」と答えた。
それが、悪いということらしい。
通常“予定”という言葉は、未来において使われるものと
思います。
と、返信メールに書き加え、
では出版物がない電子書籍のみの場合は、
今までに提示された利用料なのか?と再度確認。
その後、今のところなにも音沙汰ありません……。
じつは、昨日、出版社にも実情を聞いてみた。
JASRACとは現在交渉がもめてる最中で、まだ何も
双方の納得する、規定はできていないという。
もめてる状態のままで、
電子書籍が見切り発車されてるわけだけど、
まだはっきりとした規定もないのに、
個人に勝手な料金を提示して、
契約書作成にもっていこうとする行為は
詐欺じゃないですか?
私が難色を示さなかったら、
そのまま最初に提示した利用料を請求してた?
一番最初に、JASRACに電話したときも、
電話ぐちに出た人は、本来なら、
出版社や、キンドルとの契約になるのだが、
電子書籍はまだ新しい分野なので、くわしい規定はできてないので、
とりあえず個人で申請してください。といわれた。
(この方はまとも?)
ついでなので、JASRACからの、いままでのメールでの回答
ほんの一部貼り付けておきます。
お時間のある方は、お目を通してくださいませ。
JASRACからの回答の一部:
『ご回答いただきました内容を勘案し、この度のJASRAC管理
楽曲の配信に係る使用料率は以下の通りとなります。
1コンテンツ1リクエストあたり情報料の6.2%または6.2円の
いずれか多い額に月間の総リクエスト回数を乗じて得た額
なお、上述で算出した結果、5,000円(税別)を下回る場合は
最低月額使用料として5,000円(税別)となります。
(毎月最低でも5,000円(税別)の費用が発生いたしますので
ご承知おき下さい。)』
『最低使用料は一つのサービスを行う場合、権利者として最低これだけは
お支払いいただきたい「最低保障」額となりますので、仮にリクエスト
実績がない場合においても最低使用料の5,000円(税別)は発生いたします。』
『単行本1冊が1コンテンツとなります。』
『ご相談いただいているサービスであれば
本の販売価格(税別)が情報料となります』
毎回メールの内容が、ほとんど、
その業界でしか通じない言葉で説明されていて、?????。
いちいち、それはどういう意味かと訪ねる始末…。
サービス、サービス、という単語がやたら目についたが、
「サービス」というのは、歌詞の引用をさせてやる、
ということらしい。