ホオジロ科・・・25種、9種が繁殖
《最近の情報》
・ キンタの野鳥日記 足環付きの「オオジュリン」。
◆《アオジ》:雄では、頭上と頬は緑灰色で目先から嘴の基部は黒味が強い。秋冬は暖地に移動し、市街地の公園や庭にも来て、やぶの中でツッツッと鳴く。本州中部以北で繁殖し、北海道では低地にもいるが、本州中部では標高1,000㍍ぐらいの明るい林、林縁などで繁殖。♀は喉は黄色っぽい、腰の部分は緑色みのある灰褐色で、外側尾羽が白い
◆《オオジュリン》:雄の夏羽では、黒い頭部と喉の間の白が目立つが冬羽は、雌に似ている。秋冬は本州以南のヨシ原で見ることができる。秋冬は、チュリーンと鳴く。地鳴きは、チッチッ。主に北海道の湿地で繁殖。秋冬には本州中部から九州までの湿地のアシ原にいて、アシの茎の葉鞘をはがして下の昆虫をとる。地鳴きはチッチッと鳴く。
◆《カシラダカ》:短い冠羽がある。雄の夏羽では頭上と頬が黒い。雌と雄の冬羽は頭上と頬が褐色で灰色の頭央線があり、下面は白くて胸から脇には褐色縦斑がある。チッチッと鳴く。冬鳥として10月中、下旬に渡来し、冬には平地の雑木林、農耕地などで見られる。
◆《クロジ》:尾の両側が白くない 雄は地味であまり目立たない、本州中部以北の山地のササが多い林で繁殖する、秋冬には本州中部以南の低山の暗い林にいて、地上で餌をとることが多い 地鳴きはツッツッと鳴く。♀は喉は淡いクリーム色、腰の部分は、赤褐色で、外側尾羽は白くない
◆《コジュリン》:秋冬は温暖地のアシ原や草原で見られる
◆《ノジコ》:日本だけで繁殖し、他のホオジロ属の鳥よりも落葉広葉樹の林の中で繁殖
◆《ホオアカ》:ホオジロに似て、やや濁って詰まった感じで鳴く 頬が赤い、北日本では低地の草原に多く、本州中部以南では高原で繁殖する、秋冬には低地の水田のあぜや河原の堤防の草地に単独でいる
◆《ホオジロ》:雄の頭上と体の上面が茶褐色で黒い縦斑がある。腹の中央は白い。地鳴きはチチッチチッと鳴く。鳴き声に特徴があり、「一筆啓上、仕り候」とか「源平つつじ、白つつじ」最近では「札幌ラーメン、みそラーメン」等と聞きなしている。低地から山地の低木林、林縁などにすみ、大部分は1年中見られる鳥。繁殖期には雄は木の梢、テレビのアンテナ、電線などにとまり、胸を反らせた姿勢でさえずる。
◆《ミヤマホオジロ》:頭には目立つ冠羽がある、雄の頭上が灰褐色、目先から頬は黒色、眉斑と喉は黄色。地鳴きはチッ、チッと鳴く。主に冬鳥として西日本に多く渡来する。秋冬には低地から山地の低木林や林縁にいて、木の下の地上で餌を探す。
◆《ユキホオジロ》:冬鳥として主に北海道に渡来
▶キアオジ…【全長】16cm、迷鳥
▶キマユホオジロ…【全長】15.5cm、数少ない旅鳥
▶コホオアカ…【全長】12.5cm、数少ない旅鳥、冬鳥
▶ゴマフスズメ…【全長】17.5cm、迷鳥
▶サバンナシトド…【全長】14cm、迷鳥
▶シマアオジ…【全長】14cm、夏鳥として北海道などに渡来
▶シマノジコ…【全長】13.5cm、数少ない旅鳥
▶シベリアジュリン…【全長】14cm、数少ない冬鳥
▶シラガホオジロ…【全長】17cm、数少ない冬鳥、旅鳥
▶シロハラホオジロ…【全長】15cm、数少ない旅鳥
▶ズアオホオジロ…【全長】17cm、迷?
▶ズグロチャキンチョウ…【全長】16cm、迷鳥
▶チャキンチョウ…【全長】16cm、山形県などの観察例がある
▶ツメナガホオジロ…【全長】15.5cm、数少ない冬鳥
▶ミヤマシトド…【全長】17.5cm、まれな冬鳥
▶キガシラシトド…【全長】17.5cm、まれな冬鳥
★野生化した飼い鳥…コウカンチョウ:【全長】18.5cm