カイツブリ科・・・日本では5種、うち3種が繁殖。2種が冬鳥として渡来。雌雄同色。夏冬異色。
《最近の情報》
・ キンタの野鳥日記 久しぶりに見られた「ハジロカイツブリ」2羽。
◆《アカエリカイツブリ》:頭は三角形で首がながく、嘴は黄色で先が黒い。北海道の湖沼で繁殖し、本州以南の河口などの冬鳥として渡来。
◆《カイツブリ》:カイツブリ類中で最小。翼に白色部がない。夏羽では顔から首の上部が赤褐色、嘴の根元に黄白色の部分がある。ケレケレ、ピッ、ピリオンなどと鳴く。
全国の池、湖沼などで繁殖し、北日本では冬に渡去する。湖沼や流れの緩い河川にすみ、よく、もぐっている。
◆《カンムリカイツブリ》:潜水して魚類をとる。アカエリカイツブリより首が長く白く見える、前頸の白と後頸の黒のコントラストが特徴、主に冬鳥として広い湖沼、河口、湾などに飛来、青森県の湖沼では少数繁殖。多々良沼では夏羽の記録あり。
◆《ハジロカイツブリ》:カイツブリより大きく、首が長め、顔から首が淡褐色 目の後ろに特に淡く見える部分がある、主に冬鳥として湖沼、河口、海岸に飛来、冬羽は、ほおから目の後ろにかけて白い。目は赤い。
◆《ミミカイツブリ》:冬鳥として渡来、冬羽では頭上からくびの後側と背は暗褐色、顔からくびの前側及び体の下面は白っぽい、頭の黒色部が目の線でとまっている。目は赤い。