GoogleのIME(日本語入力)を使う事にした。会社のPCと家のPCの両方にインストールした。しばらくして家のPCのGoogle日本語入力が異常に遅くなる現象が多発し始めた。文字入力の途中で、完全にフリーズしたように止まってしまう。しばらくすると元に戻るのだが、これをブログなどの記事を作成中にやられると、流石に頭にくる。PCを叩きつけたくなる。何だこれは???
しかし、会社の方は未だ全く問題なし。まさに快適にGoogle日本語変換の素晴らしさを満喫している。このサジェスト機能は素晴らしい。
しかし、家のPCで使うと、文字入力がフリーズした様な現象が多発する。
ということで、調べてみることにした。まずインストールした環境だが
1)会社:Windows Xp Professtional SP2 、Office2000、MS Office IME2002
Googleのサイトには、SP3以降とインストール環境が指定されているが、SP2のまま使っているが、今の所問題は発生していない。これは会社の指定がSP2なので勝手にSP3にアップグレードする訳にはいかない。
2)家:Winodws7Home Premium、Office 2007 Personal、MS Office IME2007
家で、Windows Live Writeを使用中、文字入力の途中で、ハングしたように入力が止まる事が多発。これはおそらくWindow Live Writeに限らない。Google Chromeブラウザーでも同様(Quick Note等含む)
さて、会社では、この現象は発生していない。家でもMS-IME2007使用中では発生しなかった。会社と家のGoogle日本語入力ソフトは全く同じかと言うと会社は基本的に32ビット版、家は64ビット版と言う違いはあるが、これが原因とも考えづらい。またGoogle日本語入力は、オフラインで動作となっている為、ネットにもアクセスしないはずだが???
とネットを探していると、トラブルシューター: IME2010変換が異常に遅い(解決法)を見つけた。どうもOffice IME2010がGoogle日本語入力と一緒にインストールされていると、異常に遅いらしい。そしてOffice2007(IME2007)でもこの問題が発生していたとの事なのでこれが原因の可能性が高い。
そう、家のパソコンにはOffice Personal2007がプリインストールされていた。
家の環境ですぐMS Office IME2007がインストールされている事を確認して、このIME2007を削除した(アンインストールではなく、IMEの設定から削除)。しかしこのOffice IME2007を削除するとタスクバーからステータスアイコンも消えた為、Windows7標準のIMEをインストールした(実際はインストールと言うよりIMEとして追加設定)。
そして、今のところ、快適に動作する様になった。これでストレスが溜まる事もないだろう。
しかしまさか、MS Office IME2007がとんでもない障害となっていようとは。全くどうしようもないソフトながら、他のソフトへの悪影響を及ぼす等とは、とんでもない。いい加減にして欲しいが、それほどMicrosoftは技術力がないのだろうか?日本語入力と言う日本独自の技術が要求され、同じ外資系の会社とは言え、余りにも情けない気がする。
しかし、上記のトラブルシューター: IME2010変換が異常に遅い(解決法)でこの情報が無ければ、おそらくGoogle日本語入力はアンインストールしていただろう。
下記に対応処理をメニュー画面でメモ変わりに掲載しておく。
コントロールパネルの「キーボードまたは入力方法の変更」をクリック。 「地域の言語」メニューの「キーボードと言語」タブのキーボードの変更をクリック |
|
「テキストサービスと入力言語」の「全般」タグのインストールされているサービスでMicrosoft Office IME 2007を選んで右の削除をクリックする。 | |
なぜかタスクバーからIMEタスクアイコンが消えた。これはひょっとしてGoogleはこのIMEの機能を使っていた? | |
追加のボタンを押して、入力言語の板版下の方にある、キーボードでMicrosoft IMEを選択してOKをクリックする。 | |
これで、正常にタスクバーにGoogle日本語タスクアイコンが表示された。 |