DellのVestroシリーズ、驚異的に安いPCで、激安PCの紹介をしたが、昨日の朝日新聞にまたDELLが一面広告を打っていた。
PCの集中購買方式によるコストダウンの全社展開で、当社もコストダウンを図るべく情報部門が動いてはいるが、本当に更なるコストダウンを図るのであれば、本音と言えば良いのだが、これが実はムヅカシイ。
主催した情報部門でもDELLやHPのPCがかなり多く導入されているし、当社の工場でもそうであるが、正式に会社として、DELLやHPで進めるかと言うと、色々問題が出ると言う事である。品質やサービス、現地調整等を考慮すると、どうしても系列のメーカとなってしまう。つまり妥協点でしかないのだが、リスクをかぶらないと言う事になる。本音と建前は違う事を実際の動きとして、するのは当然とも日本では思うが、大企業はこれでもよいのかも知れない。
中小企業は、そうは言っていられないから、出来るだけ安く調達して、運用を図ろうとする中で考えると、今年のASUSのEeePCが巻き起こした、低価格化は恐ろしい価格低下を日本の企業にももたらしている。
しかし、このDELLや海外メーカの低価格化攻勢には、おそらく勝てないであろう事は容易に推定できる。
今年のアメリカのサブプライムローンをトリガーとして、世界的な金融恐慌と、あらゆる産業で、不況が騒がれる中では、もはや聖域はないコスト削減となると考える。
要は知らない事は、結果経費がかかる事であり、例えばアスクルで17インチ液晶モニター(三菱製)を購入すると3万円弱となるが、今回のDELLでは19インチ液晶モニターはなんと15,000(期限限定)となっている。
1 | IMG title="Dell Vostro220S.jpg" height=132 alt="Dell Vostro220S.jpg" src="http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/22/034da145c6b3b8fa8b7ecf3d6a54e4ff.jpg" width=264 align=left border=0> | Dell Vostro 220s 販売価格65,250円(税込み)12/8まで ・インテルPentium ディアルコア・プロセッサーE2200 (1MBL2キャッシュ、2.2GHz、800MHzFSB) ・2GBメモリー(DDR2-SDRAM) ・80GB SATA HDD ・DVDドライブ ・19インチワイド液晶 ・Windows Vista Business SP1 (但しXpへのダウングレードサービスあり) |
2 | IMG title=Dell.jpg height=264 alt=Dell.jpg src="http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/cb/a11b2bd0f051ef21e21cd5880d7114c8.jpg" width=252 align=left border=0> |
Dell Vostro A860 販売価格46,980円(税込み)12/8まで 他機種は省略 |
DellのVestroシリーズ、驚異的に安いPC(ノートブック59,800円)より更に下がって、上記のように46,980円と言うとんでもない価格での販売である。 スペックを見ても、十分ではあるが、唯一危惧するのは、ビジネスモデルとPRしながら、OSがWindows Vistaであり、しかもWindows XPへのダウングレードインストールに対応していない事ぐらいであろう。
実はこれが一番大きい所ではあるのだが、一方でこのVostroシリーズの販売先(条件)は、従業員500人以上、官公庁、教育、医療機関には適用されないと定義される中小企業向けと考えれば、Vistaでもよいのかも知れない。但し、汎用パッケージが対応している事の前提はつくが・・・。
当社では、Vistaは、動作しない基幹システムやAPが余りにも多い為、導入そのものを禁止しており、やっとWindows2000からWindowsXPへの移行ができたぐらいで、Vista等論外である。MSのOS戦略が企業に多大な無駄を要求したのは、はかりしれないが互換性と言う最低条件を達成できなかったMSの致命的な過ちでもある。
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