私は大阪の四條畷に住んでいる。今から約20年前に東京から転勤で引っ越してきた。勤め先は梅田だったが、奥様の実家が四條畷だったので、特に迷いもなく四條畷を選んだ。
四條畷は飯盛山や田原を含めて緑が多く、且つ梅田へも近い。しかし一方で人口は56,712人(世帯数は23,748世帯)と非常に小さな市だ。税収の大きな原資となる法人、その元になる大きな企業も少ない。
家の近くにヤマト運輸の集配センターがあるが、これができる時もなかなか大変だったようだ。地域住民との合意が必要だったからだが。
そして、近くにスーパーが2店舗(一つが生協)があるが、主なお店などは個人事業の小さなお店やコンビニが主だ。
最も車を使えば、イオンモール寝屋川やイオンモール大日も近いので余り不便は感じていなかった。
さて四條畷(と寝屋川の間)に、なんとイオンのショッピングモールが建設される事がきまっていたが、その正式なアナウンスがなかなかされなかった。いろいろな事情があったようだが、その建設計画がどんどん延びており、もうずいぶんまえに半分は諦めていた。その内ハッキリするだろうと。
ふと先日ネットを見ると
イオンモール/2015年秋に大阪府四條畷市に出店、延床約14万平方米 | 流通ニュースを発見した。
当初は2015年春オープンの予定だったが、遅れて2015年の秋にオープンの予定となっており、正式に建設に着工したらしい。
オープンの時は既に定年退職しているが、退職後にこのような大きなショッピングセンターが近くにできると何かと便利そうで有り難い。最も生協ができる時も地元の商店街との調整が大変だったと聞くが、今度はどうなっているか?少し心配ではある。おそらく相当な影響が、町の商店街にでる事は間違いないだろう。
しかしこの様な巨大なショッピングセンターが出来る方が当市に取ってはそのメリットが、計り知れないだろう。税収もそうだが、一番は雇用の創出だろう。
先日もイオンモールの鶴見で、働く方に高齢の方が多い事に気付いた。四條畷もおそらく数千人単位でアルバイトやパートの方が必要になるはずで、オープンまでの1年間で募集が行われると思うが、おそらく当市や寝屋川だけでは、この人数をカバーできないと思われる。周辺の市を含めた新たな雇用の創出と言う面で考えてもこの巨大なショッピングモールはおそらく街を一つ作り出す事に等しい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます