最近のAndroidタブレット、そしてハロッズのA7が29,800円へ値下げされていたが、それでも売れないだろう

９月に、7インチAndroidタブレット ハロッズのA7が34,800円で家電量販店から販売された。そして実際にこのAndroidタブレットA7を触った。そして、限りなくこの製品の可能性が少ない事を実感した。しかし日本の家電量販店でAndroidタブレットが販売された意義は大きい。最もなぜ売れない商品を販売したのか？そのマーケティングは甚だ疑問だが・・・。その後、マウスコンピューターがLuvPadを9月下旬に販売のニュースがあり、かなりこの商品に期待したが、結局発売延期となった。今月末の発売予定だが、さてどうなるだろう。楽しみでもあり、また期待が裏切られる事になるかも知れないが・・・。

iPadの登場以来、中華Android端末を始め、台湾や多くのメーカーの参入の予告はあったが、実は振り返ると、日本でiPad以外まともに発売された商品がない。５月以降ここ半年あまりハッキリ言ってiPadの独占と言って良いだろう。私の様な中華Android端末で遊んだ方も多いとは思うが、何れも大人の遊びで合って、まともな製品ではない。それだけにマウスコンピュータのLuvPadには期待しているのだが・・・。

日本のメーカーでも、東芝やシャープ、SONY等正式に発売或いは発売予定となっているが、余りにもこの業界が早い中で、日本（の市場とメーカー）は取り残されている。

以前からうわさがあったが、docomoが韓国サムスンのGALAXY Tabを発表した。これはかなりのインパクトとなるだろう。私の予測はかなり外れ、台湾や中国そして日本のメーカーに期待していたが、何を手間取っているのかがわからないぐらい、全て期待外れの遅さだ。残念な事だが、既にタイミングを逸した気もする。しかしiPadの人気が既に陰り初めている事からまだ可能性も残されているのかも知れない。

このサムスンの商品が実際にどれぐらい売れるのかに非常に興味がある。ソニーエリクソンのXperiaが４月に発売されているが、これ以上のインパクトをdocomoにもたらすだろうと予測している。それは、docomoと言うブランド（今までずっと継続して使ってきたdocomoブランドは強い）と７インチタブレットがそのiPadとの違いでどのぐらいのニーズがあるかを占う事になるだろう。

残念ながら当家の携帯御用達のauは、かなり周回遅れだ。しかし経営陣がこの遅れを認識している事から、IS03の発表に続きIS04,05,06と一気に発表があり頼もしいと言いたいが、私にとっては、忍の一言としか言いようがない。別にこのタブレット型端末やスマートフォーンだけでキャリアを決めている訳ではない為だが。

さて、先日お義母さんと一緒に「ホテル阪神（福島）」へ一泊旅行したついでに梅田のソフマップで、ハロッズのAndroidタブレットA7の値段が34,800円から29,800円となっている事を確認した。家電量販店も流石に馬鹿ではないらしいが、まだおバカさんの域を抜けていない。そうこの製品なら少なくてもあと１万円値下げしなければ売れないだろう。それでもあやしい物だ。ハッキリ言って、29,800円なら、だます（知らないお客なら勝手に購入する事もあるかも知れないが）しかこの商品を売る事はできないと思うが・・・。正しく商品を比較して、顧客満足度を考えて本当に良い物を売っていると言う自覚があるなら別だが・・・。