社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

工人舎のポケットPC

2009-10-14 22:23:40 | ITについて

ポケットPC.jpgシャープの「NetWaker」についての続きである。この分野での日本の先駆者と言えば、工人舎と言う会社になると思う。ニュータイプPCは普及するか?で掲載したが、先駆者としての工人舎は中々がんばっていると思う。日本の大手より遥かに斬新なアイディアで、ネットブックの市場ができる前にミニノートというべき市場を構築する為に日本市場に新機種を投入した会社でもある。

実は私もこの工人舎の小型PCに飛びついき、ネットブックが普及する前に、私的に購入した1人である。さてシャープの「NetWaker」についてで掲載した様に、小型PCと言うかPDAに近いコンセプトと成るのかも知れないが、これらの製品に何を期待するのか?結局その結論は、使用目的が何かとなると考える。

ネットブック+イーモバイルと携帯の市場の狭間で、新しいニーズを開発しようとしている、シャープと工人舎には敬意を称したい。

工人舎のポケットPCは、4.8型の液晶と345gでOSがWindows XPを採用しており、シャープの「NetWaker」はOSがLinuxであり、その目的が大きく異なる。従って、ネットブックの小型版の目的は何か?に尽きるような気がする。

シャープの「NetWaker」についてでも掲載したが、携帯でも同じ様な機種が存在(Windows Mobile)する中で、携帯とポケットブックなる市場はおそらく同じ方向性を目指す事に成るのではないかと個人的には考えるが・・・。

手先が起用であれば、おそらく携帯電話で全てができてしまい、そうでなければ今回のような製品が出てくると思うが、それが仕事用であれば、結果つまり効率で言えば、携帯電話かネットブックとの価格競争でしかないような気がする。なぜならば私自身がこの手のポケットPCの市場つまりPDAの市場について、何機種も購入しながら、最後の結論が既に出ていると思うからでもある。

しかし一方で、工人舎のこの製品は何とか生き延びて欲しいと思う。何となくPDAとネットブックと携帯電話の隙間で、活躍して欲しいが、やはりキラーアプリはメールではないかと思うが・・・。それなら使う側からするとOSなどは何でもよく、最後は価格と成るのではないかと思う。 ちなみに、この工人舎のポケットPC「PM1W16SA」の実売価格は、約59,800円だが、余りにも高い気がする。シャープの「NetWaker」はOSがLinuxだが44,800円であり、やはりOSの値段分高いのだろうか。さて結果がどうなるか楽しみでもあるが、おそらくヒットする事は無いだろうと予想する。

理由の一番は、携帯であり、Windows Mobileなどを搭載した、スライド式フルキータイプの携帯(ぞくにスマートフォーンと呼ばれる)があり、持ち運びでは、これらの方が遥かに便利と予想されるからである。一方でWILLCOMのD4もあり、Vista搭載の携帯と画面の大きさ等含めると、先行する携帯電話会社の方に歩があると考えられる。もしメリットがあるとすると、高価である弱点でもあるOSがWindows XP(Home Edition)である事の意味づけ、つまり動作するアプリケーションが圧倒的に多いと言う事だが、その必要性があるか?その答えは何れ出るだろう。


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