社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

出社直後の上司からのヘルプ

2008-09-13 10:49:31 | ITについて

昨日出社すると、すぐ上司からヘルプが入った。当社は、持ち出しようのノートパソコンには暗号化処理を施してあり、ユーザーIDとパスワードを入力しないとそのPCはWindowsが起動しないようになっている。もちろんノートブックのHDD全てに暗号化処理が施されている為に、HDDだけを抜き取り、情報を見ようと思っても出来ないような仕組みになっている。

さて、上司曰く、ユーザーIDもパスワードも正しいはずなのにエラーになってしまうとの事。と言う事で処理する事を引き受けたが、ユーザーIDを聞いた時に多少の予感はした。パスワードを知らなければどうしようもない為、上司にパスワードを聞いた。瞬間ある予測をしたが敢えてそれを信じて、ログインを試みるがエラーとなる。この暗号化処理ソフトはログインをある回数失敗するとお釈迦になるように設定されている為、かなりあせる。2回失敗する毎に電源を切りながら、進めるが成功しない。

再度、おかしいとは思いながら、念の為、当社の情報部門の知人に連絡して、ユーザーIDは変更出来ないが、パスワード変更は出来るとの事で、電話でやりとしながら、リモートで処理で進めるが、結果そのユーザーIDが存在しないとの事で、暗号化ソフトをインストールした時の情報を探してみる事になった。

その保存してあった情報を確認した瞬間、もはや私の予測が間違いないと確信した。もっと早く気づくべきであったと思ったが、仕方がない。要は上司が、「このユーザーIDとパスワードは間違っていない。且つ昨日の晩もそれでログインできたし、その後何も変更していない」と言う事を信じた私が、結局時間を要する元となった。

結局、情報部門とのやり取りやインストール情報を探す手間を掛けてしまったが、パスワードを聞いた時に予測した事が、現実の物となった。 「部長、このユーザーIDとパスワードは逆ではありませんか?」と聞くと、部長曰く「いや間違っていないと思うが、昨夜飲んで混乱しているのかな?」と聞いた瞬間、逆のユーザーIDとパスワードを打ち込み、簡単にログインに成功した・・・。

部長は自分の勘違いで、私の手間をかけさせた事に非常に恐縮されていたが、私の方はいたって気にせず、大丈夫ですよと返答しておいた。 割と珍しいヘルプであったが、当社のセキュリティの法則をある程度理解している私の方が、逆に瞬間的に処理すべきであり、部長に恐縮させた事を逆に申し訳なく思った。 要は、ユーザーIDとパスワードを聞いた時点で、部長に、間違っていませんか等尋ねず、無視して、予測に従って、処理し(起動させ)、サラッと「部長処理しておきましたよ。但し、ユーザーIDとパスワードが逆でしたよ!」と言っておけば、部長も恐縮する事もなく、情報部門の方の時間を煩わせる事もなかったのだが・・・。

実際は厄介なヘルプであり、対応に時間がかかると最初思ったのがまちがいであり、間違いの元と言うのは意外と単純なものである。

結果この処理に30分から40分ぐらい掛かり、11:00出社から10:00出社にステップアップして、最初の一時間を突発のヘルプで、対策に終われる事で、逆に午前中が楽に仕事することができた。

部長のヘルプは私の完全復帰を助けている事になる。端にPCのトラブルに慌ててヘルプを私に出し、結果自分のミス(勘違い)に落ち込まれたかも知れないが・・・。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿