社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

EKEN M002をマルチメディア機能があるかの様に売るのは詐欺だ

2010-08-25 07:50:37 | ITについて

中華Android端末(EKEN M002)を手に入れて、約1カ月となる。この間、auのIS01(au Android携帯IS01用液晶保護フィルムを購入)と合わせて、Android端末を使っていると、その商品の面白さがわかって、なかなか楽しい。そしてその未来も直ぐ見えてきそうだ。どちらのAndroid端末も未完成で不満が沢山あるが、それゆえ面白いのかも知れない。個人的には、このAndroidと言う市場は久しぶりに遊ばせてもらえる市場だと思っている。この年で、またプログラムを組み気にさせられた。つまり一人で、プログラムを開発して、夢を見る事ができそうな市場と言う事になる。

一方で中国から購入して来たiRobotoはにせiRobotだった様に、相変わらずこの世界でも、だます商売は多い。このiRobotの例は、余りにも、購入した方の知識がなかった為、騙されている意識もなかった。従って、これについては何も言うつもりはない。

私が問題にしたいのは、中華Android端末(タブレット)を素人に販売する為に、紹介機能の中で、音楽再生、動画再生そして写真までみれる事を明示している事だ。

最近では、EKENのM002を「MID eBookリーダー M002S」として表現しており、「当然電子書籍も読めるし、音楽や動画、写真まで見れちゃうんです!!2GBのメモリが搭載されているので、届いたその日からすぐにeBook生活開始!無線LANも搭載しているから、無線LANの電波が飛んでいるところなら、自宅や公共の場でインターネットも使えちゃうんです※!!」と某サイトでも紹介されている。9,334円(税込:9,800 円)とその価格に関してはなかなかリーズナブルだ。

上記の内容からすると、少なくともこのeBookリーダーをマルチメディアプレーヤーの機能があると解釈するだろう。iPadのコピーとは言っていない為、それ程、酷くはないが、それでも最低、最近はやりのデジタルフォトフレームの代わりになるだろうし、音楽プレーヤーの代わりにもと購入する人は思うかも知れない。

しかし実際はこのEKENのM002は、どちらも×だ。つまりデジタルフォトフレームの代わりには到底ならない。もちろん音楽プレーヤーとしても役に立たない。これはハッキリ言って、詐欺行為だ。

それでは、音楽が聴けないかと言ったら、もちろん聴ける。しかし曲間はノイズだらけだ。音楽を聴く為なら、おそらく1000円もすれば、もっとましなMP3プレーヤーが買える。

それでは、写真が見れないか?もちろん見れる。しかし色はフルカラーではない。そう色は多分256色だ。これも数千円もだせばもっときれいなデジタルフォトフレームが買える(数千円で買えるデジタルフォトフレームが綺麗とは思わないが・・・)。

と、専用機には勝てない。但し、上記を専用機には勝てないが、その機能を満たしているかと言うと、これはやはり詐欺だろう。但し、これを通販等で販売している方が、確認せずに中国メーカーを信じて販売したなどと言う様だったら・・・。中国の方と大差ない。

この辺は、やはり通販につきもののリスクが残っている事が残念だ。そう言う私もまさか、液晶がフルカラーではないとは流石に唖然とした。EKENの仕様をネットで調べてみても、液晶のサイズ(7インチ)と解像度(800×480)は記載されているが、色数はどこにも記載されていない。日本では今時、携帯も含めて写真がきれいなのは当たり前と言う常識(フルカラー液晶:別に24ビットである必要もないが・・・。)が常識ではなかったという事に驚いた。やはり中国はすごい。予想を既に超えている。

と言う事で、これでまただまされる方がいるのかと思うと残念だが、それだけまだ余裕があると言う事なのだろうか?訳がわからない物に一万円を投資できるという環境は・・・。そうMIDという言葉や、eBookリーダーそしてAndroidと言う訳がわからない言葉で・・・。私の会社の方がなぜ中華Android端末のiRobot(結果は偽物だが、私から見たら、どっちでもよい)を購入しようと思われたのか?その背景がわからない・・・。iPadも知らないし、もちろんAndroidも知らないはずだが、おそらく知り合いの勧めなのだろうか???

私にとっては、この1カ月で大変楽しませてくれた端末だ。カスタムファームウェアを導入してから、まだ当分楽しめそうだ。


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