激安価格でも売れないPCとデジタル一眼レフカメラ

以前EPSONの激安超小型デスクトップPCの登場で、39,800円の超小型＋１８．5型ワイド液晶付きの製品を紹介したが、先駆者としてのＡＳＵＳのＰＣ（新たな格安小型PCの出現、最新パソコン情報（地デジチューナー付き液晶一体型PC）で掲載）で異なる二つのＰＣが昨年発売されていた。一つはＥＰＳＯＮと同じ超小型のＥｅｅＢｏｘ（19インチワイド液晶付き製品）であり、もう一つは液晶一体型製品のＥｅｅＴｏｐだ。どちらも価格的にはこなれており、値段もＥＰＳＯＮと超小型の製品は同じぐらいで、で販売されていた。

さて、毎度のようにジョーシンからまたＤＭが送られてきた。先週大東店のオープンで（安くても必要でない物は買わない（ジョーシン大東店オープン特価から））ジョーシンに行ったばかりだが、また同じような特別セールを行っており、今度はいつもの近くの寝屋川店にスーパーのライフに行くついでに、行って来た。案の定、先週と同じく激安の３２型液晶ＴＶ２機種は、既に販売済だったが。なんとメーカーによっては６９，８００円でも売れ残っていた。更にＰＣやデジカメのコーナーを見てまわると、やはり激安品が見つかった。在庫品、展示品の期間限定販売との事だったが、すさまじい価格だ。最も安い理由ははっきりしているので、それをどう考えるかによる。

1. デジタル一眼レフ Ｐｅｎｔａｘ Ｋ－ｍ（Ｗズームキット付き）で何と３９，８００円販売
   9月に、新シリーズＫ－ｘシリーズが発売された為と思われるが、Ｗズーム付きで、この値段では相当なお得と言えるが・・・。
   
2. ＡＳＵＳのＰＣの激安での販売である
   １）ＥｅｅＢｏｘ（１９インチワイド液晶付き）Ｂ２０２：２８，６８０円（ＨＤＤが８０ＧＢ）
   ２）ＥｅｅＴｏｐ（１５．６インチワイド、タッチタイプ液晶一体型）１６０２：３１，６８０円
   どちらも、光学ドライブ無し、CPUがAtomでＯＳがWindows XP Home Edtion SP３である事が、今更と言う事なのだろう。つまりWindows７が販売された今となっては、市場での魅力がなくなったとお店が判断したのだろうか？

上記２の価格について、店員さんに聞くと、やはり動画系は無理との事だが、普通のインターネット端末としては十分と言っていたが、安売り２日目でも、この価格で上記一眼レフもPCも売れ残っていたと言う事は何を意味するのだろうか？

激安でも、既に持っていれば、あえて２台目や交換機種としても購入しないと言う事なのだろうか？もしそうであれば、これが正常な消費生活に入ったという事になり、今までが膨大に無駄な消費生活を送ってきた事になる。その最たる例が、家電製品、車や住宅と思うが、これらが日本経済を支えてきた事実がある為、そう簡単には経済が回復しないと言う事になる。従って安くても売れる分野はデフレスパイラルが続くだろうし、安くても売れない分野は、淘汰される事になるのだろう。つまり必要がない分野として・・・。