社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

朝日新聞、「私たちは『タバコ一箱1000円を』を求めます」について

2009-11-22 08:14:07 | 日記

昨日つまり、2009年11月21日(土)の朝日新聞に、本気広告が掲載されていた。たばこ増税についてで掲載し、且つ同じようなコメントを頂いたが、これの意味する物は何だろうか?つまり目的をはっきりすればよいと思うだけなのだが・・・。

タバコ 今回の広告は、朝日新聞の一面を使用しており、その掲載料金はかなり高いが、それでも掲載したのには訳があるのだろうと思う。たばこ増税についてでも掲載し、コメントを頂いた方からの声を、考えると、主たる目的が、税収では無い事に置かれている事になる。はっきり言って私の周りで、考えるに日本では、おそらく今のタバコを300円(標準的価格)から倍や、この広告にある様に1.000円に挙げたら間違いなく、税収が減るのは間違いない。それは過去の事例が実証しているので、議論の余地はない。

従って、民主党も自民党も官僚も、その目的を国民にはっきりすべきだと思う。今回の広告の目的、つまり『「タバコ一箱1000円」を求めます』と言う要求は、タバコの税収が減るのは明らかと予想されるが、一方で喫煙者が減る事で、癌や他の病気になる可能性が低くなる事で経済効果を考えていると思うが、この当たりは、今でも試算はできないと思う。今回の広告に参加された団体の数は余りにも多いが、これも医療に直接関係するからだと思う。

つまり、タバコを吸う人が、タバコを吸わない他の人に迷惑を掛けているのは、確かであって、それを防ぐ為の費用を企業や国が負担すると言うのも不思議な事だと思う。

最後に言いたいのは、今回の広告は『意見広告』として掲載されているが、あくまでも、一つの意見であり、それが全てを網羅している意見ではないと思う。つまり私達は、「タバコ一箱1000円」を求めます」で、結果そうなれば9割以上の人がタバコをやめるという報告もあると言うことを知っていながら意見広告を出していると言う事は、その分の税収が減っても、タバコが問題であり、他はどうでも良いような意見の広告にしか聞こえない。あえてと言うか、面倒なので意見広告賛同者の団体の掲載は省略する。

タバコとアルコールに関しては、過去から多くの意見がある為、私が意見を言っても余り説得性はないと思うしそれでどうにもならないからである。

一方、私の知り合いに、シンガポールの喫煙の知人がいるが、今でも吸い続けている。つまり最後は価値観の問題になり、生活するために何を優先するかと言う事になるのだろう。しかし、今回の掲載記事の意味は、格差社会が日本でも広がって、タバコが倍の値段やそれ以上になっても今までと同じ様に吸い続ける人つまり金持ちか、それを選択する人がいるのも確かだと思う。

価値観の違いは余りにも大きく、それは自分の死をも左右する事になると思うが、あまりにも多くの人がそれを知らない事実について、当社も出向先の会社も含めて、リスクのある管理経営を徹底をしなければならないが、今更私がそこまでやるのかと言うと、その見返りも義務も無い為、ほっとくことにしようと思っている。


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