ブラウザーの劇的スピードアップ(IEからグーグルツールバーを非表示にする)にはなったが、やはり複数のアプリケーションを立ち上げた後ではやはり、そのレスポンスの遅さにかわりはない。
と言う事で、私のPCのメモリーを1GB増設する事にした。当初、担当者も私もせいぜい5千円前後だろうと予測し、512MBでも1GBでもそれ程差は無いだろうから、1GBを追加する事にしていた。私の使用しているPCは、NECのMY26X/E-1であり、このPC用の1GMBをサードパーティ製で見積もって貰う事にした。
業者さんから見積もりをとるとなんと、バッファロー製で20,000円、別の業者から見積もりを取ったのグリーンハウスで10,000円と提案されてきた。さすがにふたりして驚いた。担当者からどうしましょうか?と尋ねられてなにか理由があるような気がして、調べる事にした。
結果、エレコムとバッファローのメモリーで、NEC製と三菱製のディスクトップPCの特定機種に不具合が発生する記事が見つかった。その特定機種の中に上記、私のPCも含まれており、モット安いはずのメモリーが販売中止になっていた。該当する見積もりの製品価格を調べてみると確かにバッファローのその製品は20,000円前後の値段となっている。
PCのメーカ(NECと三菱)が悪いのか上記サードパーティが悪いのか分からないが、何とも情けない話である。
両者共にメーカーとしては失格であり、特に不具合を起こすNECの対象機種は広範囲になっており、見る目もない。
SDカード等のフラッシュメモリーでは、2GBで千円を切る時代(最もバルク品だが・・・)に、キャッシュ用のスタティックRAMならいざ知らず、高速になっているとは言え、DRAMでしかもノートブックPC用ではなく、ディスクトップPCでしかもわずか1GBで、上記の値段とは、かなり馬鹿にしていると考える。
他のメモリーの値段を調べると、どうも該当のNEC製品だけの問題なので、今後NECのPCを購入するのは個人的には避けたい。
結局会社の関連と信頼性を考慮し、高くても安いバッファローの半額のグリーンハウスの製品を10,000で購入する事にした。
いずれにしても、近し将来NECを含む日本のPCメーカーや日本のサードパーティは、その存在意義を失いかねないとツクヅク思った。
PCがツールであるかぎりその信頼性が最大の武器であったはずであるが、日本のメーカーは既に価格競争力はなく、信頼性も失ったら残るものは無いと思われる。
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