社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

auのSmart TV Stickを動かしてみたが、今はまだ商品にはなっていない

2013-03-01 16:37:29 | ITについて

auのSmart TV Stickをヨドバシカメラ梅田店で購入した(その1)ので、早速TVに接続して見た。手に入れる前の、トラブルが重なった為、逆に期待大となっていた。さてこのauのSmart TV Stickだが、TVとはHDMI端子と接続する事になっている。

当家のTVは、2011年夏に購入したSHARPの液晶AQUOS LC40DZ3Sだ。この液晶TVはHDMI端子が3系統、D5端子も2系統、PC入力用にミニD-sub15ピン端子も備えている。もちろん昔ながらのAV(RCAピン)入力も3系統用意されている。つまり、昔のアナログAV機器からパソコン、そして最近のデジタルAV機器まで接続できる用になっている。

先日、J:COMの契約を変えた時にデジタルTVが72チャンネルに増えた。その時交換したSTB(セットトップボックス)ともこのHDMI端子で接続していた。

地上波アナログ放送終了の為、駆け込みでここ数年前に購入した液晶TVは全てこのHDMIは装備されていると見て間違いない。逆に当家のパソコンのモニターを調べると、4台あったが、一台もこのHDMI端子が装備されたモニターはなかった。

家電量販店のジョーシンで、このHDMI端子の話をすると、液晶TVの方が安くなっているので、液晶TVをモニター変わりに購入される方も多いとの事。

いずれにしても、当家でこのSmart TV Stickを接続できるTVは一番大きな一昨年購入の40インチTVしかなかった。後は、無線LANの環境。このSmart TV Stickの出力は、HDMI端子を持つTVであり、通信は無線LAN(WiFi)を使用する。3GやLTEは不要だ。と言うかない。

一番難解で、問題が発生するとすれば、この無線LANへの接続だろうと考えていた。

1.付属のHDMIケーブルの片方をSmart TV Stickに接続して、もう片方をTV側のHDMI端子に接続。

2.電源アダプターをSmart TV Stickの接続。

3.TVの電源を入れ、TV側の入力デバイスを接続したHDMI端子に切り替える。

4.画面にauの画面が表示されているので、リモコンと本体のカップリングを行う(リモコンの決定キーとモードキーを同時にしばらく押すとLEDが点滅してカップリング成功)。
事前にリモコンに付属の単四電池2本をセットし、水平に置いておく。

5.表示領域の設定
これは適当で良い(後でも変更できる)

6.WiFi設定

Smart TV Stickには、下記の5つの方法が用意されている。

CCF20130301_00001 ?au簡単接続
?WPS接続(プッシュ接続)
?AOSS接続
?親機検索パスワードを設定
?手動接続
CCF20130301_00002 一番普及して簡単なのは?だが、今はNECのルータの為、?を選択。親機を選択してPWを設定するが、3回失敗したので諦め、?のWPSで接続を試みた。
メニューを選択して、親機をプッシュボタン2発目で簡単に接続できた。

?au簡単接続
?WPS接続(プッシュ接続)
?AOSS接続
?親機検索パスワードを設定
?手動接続

一番普及して簡単なのは?のAOSSだが、今はNECのルータの為、これは使用できない。?の手動接続までする必要も無いだろうという事で、?を選択。親機をネットワーク検索した。無事見つかったので、選択してPWを設定して接続を試みるが、失敗した。あれ?何で?しかもエラーの戻りに時間がかかり過ぎだ。と思いながら3回トライした。が失敗したので諦め、?のWPSで接続を試みた。メニューを選択して、親機のプッシュボタンを押す。しかし反応はない。再度Smart TV Stickを更に無線親機の超側に近づけ(と言うか本当にすぐそば)、再度プッシュ。するとあっさり、接続完了が出た。

後は、Google アカウントの設定を行い、取り敢えず無事、Smart TV Stickを動かす事ができた。

さて、Smart TV Stickの評価だが、余りにも期待が大きすぎた為、かなりがっかりしている。Apple TVやLGのスマートTVを店頭などで使用していたのと比べても、明らかに大きなギャップがある。つまりこのauのSmart TV Stickはまだ、商品となっていない。この製品がと言うかこの市場がと言った方が良いだろう。

過度の期待をこの製品にするのは、危険だ。Apple TVを見た時に何と操作が簡単なのだろう。そしてレスポンスも早い。何か新しい世界がありそうだ。と思った。

しかし決められたアプリしかない。つまり膨大なスマートフォーンやタブレット端末とは何かが違うと思った。それがこの違和感の答だ。

auのSmart TV Stickに用意された、ディスクトップのアプリには、ビデオパス、スマートパス、うたパス。Playストア、そしてブラウザーがある。ディスクトップの画面は5画面あり、これはスマートフォーンなどと同じだ。画面を切り替えて、Youtubeを試した。上手く起動する。少し動画のロードに待つ部分が入るが、まあまあの画質だ。音声も出る。ウーンなかなか良い。思った以上の画質だ。

が、操作するのがかなり辛い。Smart TV Stickに用意されているリモコンにはポインティングモードとカーソルモードと言うものがある。マウス等と同じように、画面にカーソルを表示させて、リモコンの動きに合わせて、画面を操作するモードだ。このモードと言うか機能はApple TVやLGのスマートTVにはなかった。常に、カーソルモードだった。この意味は何かあるのだろうか?

良い意味と悪い意味の二つがあると思える。カーソルモードを活かすには、汎用的に作られた、アプリではその操作に無理がある。タッチスクリーンの様に自由に場所を指定できない。つまりカーソルモードでは、全てのアプリでは問題がる。その為に逆を言えば、ポインティングモードがあると思われる。

しかし、これはかなり辛い。ポインティングモードで指定の場所をさしながら、そのポインティング位置がずれない様に決定キーを押すのは至難の技だ。つまり、どっちを使っても、満足に使うことができない。今の所。

おそらく、auが使って欲しいと思われるビデオパス、スマートパス、うたパスは、その内使いやすく成るだろう。当たり前だ。しかしブラウザー他、多くのアプリに対応していくのはまだ時間がかかりそうだ。

米国市場でLG等のスマートTVのUI(ユーザーインターフェース)の評判が悪いと聞いていた。ゲームマシンの方がはるかに良いと。その原因の一つが、大画面をどういう形で指示・決定スルかという基本的な部分の回答がまだ無いのだろう。auのこのリモコンの試みは今は全くダメだが、何か新しい試みとなるのだろうか?

それとも他社は最初から、リモコンを使わずスマホをリモコンの代わりにしかしていないが、この辺にも何か回答があるんだろうか?


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