社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

Windows7アップグレード版の価格とその必要性について

2009-10-20 17:41:30 | ITについて

2009年10月22日に発売が予定されているマイクロソフトのWindows7だが、今更新規パッケージを購入する人はいないだろうから、そのアップグレード版の価格に付いて調べてみた。個人的にはVista(個人使用)より、リソースを使わないOSならありがたいと期待はしているが、急激なハードウェア価格の低下で、PCの機種を買い換えた方が、新たにWindows7のバージョンアップ版を購入して、且つアップグレードの作業を行う手間を考えると、良い様な気がしないでもない。つまりあまりその必要性を感じないと思っている。

Windows7-1.jpg Windows7-2.jpg
上新電機(10月17日~19日)

ヤマダ電機(10月17日~23日)

さて、下記にWindows7の価格コムと家電量販店の最新版アップグレードパッケージの価格とを掲載するが、なぜか家電量販店の方が安く、且つ値段も異なっている。今までは大半OSの値段は同じと認識していたが(DSP版は別だが)。

参考の為にVistaのアップグレード版も掲載するが、今更必要性は全く無いが、価格施策から、その意味づけを考えてみたい。

価格.com 上新電機 ヤマダ電機
Windows Vista Home Premiumアップグレード版 13,479円~

Windows Vista Business SP1 アップグレード版

21,259円~

Windows7 Home Premiumアップグレード版 (家庭向け) 13,180円~ 14,680円 13,999円

Windows7 Professinal アップグレード版 (仕事向け)

21,515円~ 27,090円 ※発売記念優待版ではない? 19,999円

上記から考えられる事は、殆どの家庭用PCにはWindows7はHome Premiumが搭載されるが、仕事上つまり会社で使おうとすると、最低XP互換モードを持つProfessinalが必要となる。従って既にWindows Xpで運用している企業ユーザーが上記のアップグレードパッケージを購入するか?と言う疑問が生じる

実は、過去当社の例で行くと幾つかのこのOSの販売(販売は別にかまわないが、メンテナンスの打ち切りが問題)で、多大な経費を掛けている(MSに掛けさせられた)。

一つの大きな転機はWindows98SE(98系)からWindows2000へのアップグレードだった。これ以前のOSでは余りネットが普及しておらず1人一台の環境は企業でもそれ程多くはなかった。従ってアップグレードへの経費が膨大にかかったのはWindows2000へのアップグレードとXpへのアップグレードだったし、逆にXpのアップグレード以降はVistaからのダウングレードを行っていた。

既にWindowsXpで企業システムを運用している中で、Xpの互換モードを使ってまで、上記Windows 7 Professinalのアップグレードを行うか?おそらく行う事は無いだろう。つまり、アップグレードパッケージも不要な物となる可能性が強い

つまり、上記のパッケージはあくまで、個人のマニアックなユーザー向けに販売されると考えた方がよいと思う。例外的なパターンがあるとすると、上記でアップグレードを掛けた例の中のWindows98SE -> Windows2000 -> WindowsXpだけぐらいだが、後の2000からXpのアップグレードの意味は実際は殆どない。つまり、OSの互換性とシステムの安定性ではXpが最も優れているが、機能的には2000でほぼ完成している為であり、ビジネスで使う限り、リースアウトの中で自然にXpへと変わって行く形で十分だった気がする

と言いながらネットブックのOSと当社の基本OS企業の情報部門とメーカーとの癒着とMSとの関係ネットブックのOSその後の対応(Vistaの悲劇?MSの戦略間違い?)で掲載したが、試験的にネットブックを導入して、そのOSがWindows Xp Home Edition SP3の為、VPNが導入できずに、困っていた所、本社(親会社)の組織変更で部門のソフトライセンスを調べていたIT担当者から、メールが来た。Xpへのアップグレードパッケージがあり、使用したPCは既に廃棄済みか、リースアウト(HDDを丸ごと消去)の為、ライセンス上問題ないと。これで何とか助かるかどうかは分からない(ネットPCのOSをアップグレードしてみないと分からない)が、一つの道が見えたのは事実であり、上記でXpのアップグレードパッケージは不要とは言いながら、実際は助かる事になってしまった。

さて、最後にVistaのSPやXpのSPのアップグレードにより、当初より主メモリーのリソースが必要になっているXpの場合は当初、推奨が256MB以上だったと思うが、実際使ってみると、最低が512MBであり、快適に使うには1GBが必要だ(私の会社及び自宅での実験から)。Vistaも同様であり、最低1GBないと、起動やAPのもたつきが発生する。Vistaを快適に使うにはおそらく2GB必要なのではないかと考える。実際最近のネットブックを除く中級機は殆ど2GB~4GBとなっている為、これがVistaの現実なのだろう。つまり如何に無駄なOSかを証明しているような気がする。

Windows7でもし個人的に興味があるとすると、操作性がVistaより、分かりやすくなり、リソースも少なくなり、起動も素早くなっていれば、導入して見たい。つまりそれぐらいVistaはどうしようも無かったOS(Xpに比べて何のメリットももたらさなかった)となる。 


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