キッティングてなあに

当社でもついにスマートデバイスが社内で使用できるようになった。その案内を見ていると、キッティング作業を業者に依頼するので、その作業期間と経費が発生するとの記述を見つけた。さてこのキッティングとはなんだろう？と不思議に思って調べると、キッティングとは【kitting】 - 意味/解説/説明/定義 ： IT用語辞典に

装備、配備などの意味を持つ英単語。ITの分野では、情報システムの新規導入やオフィスの開設・移転などに際して、コンピュータや周辺機器、ネットワーク機器などの組み立てや配置・配線、OSや必要なソフトウェアのインストール、各種設定などを行う導入作業のことを意味する。 かつては情報システム部門が自前で行うことが一般的であったが、近年では特に単純作業を中心に外注したりアルバイトを雇ったりする事例が増えている。

という説明があった。なるほどと思いながら、しかしいくらなんでも一般の連絡にこのような専門用語を何の説明もなく使っていいのか？と疑問を感じた。そう相当IT用語も含めて詳しいと自負する私が、知らなかった。当社の情報部門の過去に資料にも一切のこのキッティングと言う言葉は使われていない。何で？？？

しかも別にこのキッティングと言う言葉を使わなくとも、上記の言葉で今まで使われていたインストールや各種設定作業と表現すれば良いだけの気がするが、なんか少し頭にくる。その情報部門の決裁者が、昔の私の部下だったので、このような言葉を使う時には注釈を入れろと言ってやろうかと思ったが、やめた。

おそらく説明会などが開催されるはずなので、その会の中で各事業部門からお叱りがあるだろう。「スマートデバイス」には、説明を入れたのに、この「キッティング」には注釈がなく使うと言うのが不思議だ。