iPad命の先輩はスリープモードへの強制移行(電源ボタンを押す)と強制復帰(瞬間起動)を知らなかった

組織変更により、先月から、私の前にiPad命の先輩が座っている。先日定時後、すぐiPad（初代）を電源ONのまま、iPad専用のブック型ケースを閉じて、カバンに入れられて、帰社しようとされた。ふと気になった。大分前に、一定時間で自動スリープに設定する方法を教えた（何もしないで時間がくると自動でスリープするのが普通だが（iPadの設定））。

以前教えたこの自動スリープしか、知らないのだろうか？つまり強制的にスリープモードにする方法を知らない？或いは知ってはいるが、面倒なので、自動スリープをつかっているのだろうか？

私曰く「先輩。なんでケースを閉じる前に、強制的にスリープモードにしないの？右上の電源ボタンを押して！」

先輩曰く「電源ボタンを押すと（長押しで）、電源OFF（シャットダウンの意味らしい）になって、すぐ起動できないし・・・」とまさかの発言。そして、実際にiPadの右上の電源ボタンを長押して、シャットダウンしてしまった。強制的にスリープモードにする方法を知らないようだ。なぜ、電源ボタンを長押するのだろうか？と思いながら、

私が「エーっつ嘘でしょう」と言って、再度先輩のiPadを起動させた上で、今度は、右上の電源ボタンを押して、スリープモード（ブラックアウト）に移行して、すぐiPadの下側のホームボタンを押して、スリープモードからの復帰をして見せた。目の前で、数回スリープモードへの移行と復帰を繰り返すと

先輩曰く「うわー凄い。こんなに簡単に使えるんだ。すごーい。」と感心された。
※自動スリープからの復帰は使われていたはずだが・・・？？？

流石に呆れたが、初代iPadを日本で発売即購入してから、今まで、この使いたい時に使えるiPadの一番の長所を全く活かされていなかったようだ。

先輩曰く「私は、一番使いこなしていないかも」と言われたが、いやーまさかと逆に驚いた。そして更に尋ねた。

「まさか、iPod Touch」も同じ使い方をしている訳では無いですよね？」いやとまた訳がわからない発言をされた。

「いやーiPod Touchの初代だから、そんな機能はないよ！」とまた馬鹿な事を話される。そんな阿呆な？と思いながら

iPadを右上から見た写真。右側の黒いボタンが電源ボタン。起動している状態でこのボタンを押すとスリープモードに移行する。 そして、再度この電源ボタンを押すか、ホームボタンを押すと、ロック解除の画面が表示され、瞬間起動できる。

「そんなはずはありません。家に帰られたら、試して下さい。iPadと同じはずです！」と言ったが、iPod TouchにしてもiPadにしても一番のメリット。長時間の待ち時間（スリープモード）と瞬間起動（スリープモードからの復帰）を使われていなかったとは。それでもiPad命で、毎日会社に持ってこられて、使われていた。凄い。先輩は我慢強い。しかしこれでは、iPadがかわいそうだろう！でもそれでも使われていたのだから凄い。

しかし少しはネットで調べて勉強しろと思ったが、それでも満足されていたのだから凄い。