久しぶりの東野氏の作品だ。東野圭吾『プラチナデータ』以来となる。小説現代に2004年8月に初出されてからすると大分古い。が、2010年4月よりTBSの「日曜劇場」枠で連続ドラマ化され、加賀役を阿部寛が演じた。その後2011年も再ドラマ化されているので、多くの人が既に知っているし、原本も38万部を超えるヒットなので今更詳細を紹介する必要もないだろう。
さて、相変わらず氏の作品は面白い。そしてすぐ思うのは、アーこれはまたすぐドラマ化或いは映画になるだろうと。そして奥様に聞くと、TV見たでしょ???
毎回これの繰り返しだ。
ところで、この作品に登場する刑事の加賀恭一郎だが、調べると1986年の東野のデビュー第2作『卒業』で初登場する。国立T大学に通う大学生で、在学中に巻き込まれた連続殺人事件の探偵役だった。(Wikipedia)そしてその後も多くの作品に登場しているらしい。
この作品を読んだ時もあまり、気にしなかったが・・・。
![]() | しんざんもの 書籍名:新参者 ひがしのけいご 著者:東野圭吾 発行:2009年9月18日初版発行 発行者:鈴木哲 発行所:講談社 価格:1,600円+税 |
日本橋の一角で 一人暮らしの女性が 銃殺された。 着任したての刑事 加賀恭一郎の前に 達ちはだかるのは、 人情という名の謎。 もう、彼女は 語れない。 彼が伝える、 その優しさを。 悲しみを、 喜びを。 | 待望の最新作の舞台は、 日本橋。 江戸の匂いも残る この町の一角で発見された、 ひとり暮らしの 四十代女性の絞殺死体。 「どうして、 あんなにいい人が・・・・・」 周囲がこう声を重ねる 彼女の身に 何が起きていたのか。 着任したばかりの 刑事・加賀恭一郎は、 事件の謎を解き明かすため、 未知の土地を歩き回る。 「こんなことが 出来ればと思った。 でもできるとは 思わなかった」 東野圭吾 |
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