ボーイスカウト磯城一団

奈良盆地の真ん中に位置する磯城郡(田原本町、三宅町、川西町)で活動しているボーイスカウトです。

そうめん流し

2009年08月25日 | 団活動
8月22日(土)に、三宅町子どもフェスティバルに参加した。ボーイスカウト磯城一団も主催者に名を連ねている。今年で三回目の開催となる。ビーバー隊としては、隊集会ではないが、自由参加とした。
午前中は流しそうめん、午後からは竹・木工作である。30周年記念式典の準備のため、少し遅れての参加となった。到着するとすでにそうめん流しは始まっており、何人かの子ども達がそうめんを食べ始めていた。竹の中を流れてくるそうめんを箸でつかむのは難しいが、上手にすくって食べている。家庭ではなかなか体験できない、そうめん流しなので、たいへん楽しそうである。
午後は竹・木の材料を使って、何でも自由に作ってみる。小学校低学年なので、のこぎり、かなづちなどの工具の使い方から教えた。学校で工具の使い方を習うのは、中学校の技術の時間だったと思う。小学校低学年の子どもにできるかどうか不安であったが、一度覚えるとうまくできるものである。自分でのこぎりやかなづちを使い、思い思いの形を作っていく。
三宅町の子どもたちと一緒に参加できるたいへん楽しいイベントである。来年もまた同時期に開催すると思うので、子供たちは是非参加してほしい。

30年前の今日

2009年06月24日 | 団活動
昭和56年(1979年)6月24日、田原本南小学校体育館において、磯城一団の発団式が行われた。橿原5・6団から分封し、この年の4月からカブ隊のみの登録で活動を開始していた。この時、私は中学3年生で橿原5・6団所属のボーイスカウト隊員であった。(写真の中央に写っている緑色のネッカチーフをしているのが、私である。)発団式では、田原本出身の衆議院議員故吉田之久先生から祝辞をいただいたのを覚えている。
30年の長きに亘り活動を続けてこれたのは、地元の支えと良き理解者に恵まれたからであると感じている。今年は発団30周年記念行事として、7月18-19日には団キャンプ、10月4日には30周年記念式典を予定している。これからも磯城一団を発展させるための努力を惜しまないつもりである。

キャンプ場整備

2009年04月18日 | 団活動
18日(土)に、月例のキャンプ場整備に行った。前回のキャンプ場整備ではタイヤがパンクをした。パンクしたタイヤを近くのタイヤショップへ持っていったところ、タイヤのサイドウォール部に亀裂が入っているため、修理不能とのこと。結局、タイヤを交換せざるを得なかった。実は昨年の9月に、CS隊長が同じところでパンクしていた。
そこで今回はキャンプ場に登る前に、パンクの原因を探すべく、車からおりて地面の様子を見た。すると(すこし見づらいが)写真のように、道路の端にコンクリート段差があり石が突出していた。おそらくはこの段差にタイヤが落ち込んだ時に、この石の先端がタイヤ内側のサイドウォール部を傷つけたためと思われる。VS隊長が、コンクリート塊で叩いて、石を取り除いてくれた。これで、もうパンクを心配する必要はない。

登録事務

2009年03月21日 | 団活動
3月20日、青垣生涯学習センターにて、団委員長、副団委員長、ベンチャー副長、カブ隊長の5名で登録事務を行った。登録事務は数年前からパソコン入力になっており、ベンチャー副長がパソコンとプリンターを持参してくれた。
毎年のことであるので慣れてはきたが、ビーバー隊の新規登録者が一番多いので、他の隊と比べると、大変である。まずは、来年度継続して登録しない隊員・指導者の非継続のデータ入力を行う。つぎに、指導者の登録内容の変更を入力する。これは、子どもがビーバーからカブに上進し、保護者の方がビーバー指導者からカブ指導者に変わる場合などである。ビーバーからカブに上進する隊員のデータは自動的にカブ隊の登録になっている。最後に新規登録の隊員・指導者のデータを入力する。ビーバー隊の入力が終われば、半分終わったようなものである。カブ隊は新規登録者が何人かいるが、ボーイ隊、ベンチャー隊の新規登録者は今年は無い。指導者の変更のみである。
登録事務を終えて登録者を数えてみると、ちょうど100名となった。来年度は年4回の入団説明会を予定している。年度途中の入団勧誘活動を活発にしていくつもりなので、育成会の皆様のご支援をお願いします。

波瀾万丈

2009年03月15日 | 団活動
当団では、桜井の白木という山村に土地を借りてキャンプ場として使わせてもらっている。雑木林を開拓し、テントサイト、広場、小屋、トイレ、物置を整備した先人達の努力に感謝しなければならない。キャンプ場としては、人里から隔絶されており、木立に囲まれ、理想的な環境にある。水場が遠いのが難点であるが、大変な水汲みも、良い思い出になるだろう。このキャンプ場を、いつでも使えるように、維持していくために、月に1回、キャンプ場整備を行っている。今日は、CS隊長、VS副長、団委員と私の4名で行って来た。
田原本公民館に08:30に集合し、私の車に乗り合わせてキャンプ場に向かう。車で約40分の道のりだ。県道から山道に入った直後に、見たことのない「通行止め」の看板がある。滝蔵への分岐のところで道路が封鎖されている。ここから400m先で道路が崩落し通れなくなっているのだ。地図には白木までの迂回路が示されている。4人は車を降りて徒歩で崩落現場に行った。歩いて10分ほどで、ショベルカーが作業をしているのが見えた。工事業者の社長さんが、3月23日までは通れないと説明をしてくれた。車が通れるようになったあとも、道路の拡幅工事を続け、最終的には車が対向できるようになるとのことである。
滝蔵より迂回路をとり、白木に向かう。途中分かれ道がたくさんあった。4人とも通ったことのない道なので不安である。白木の村を抜けキャンプ場への最後の急坂にさしかかった。ここは途中で止まると、登ることができなくなってしまう難所である。一気に登り切り、キャンプ場に着いた。落ち葉の上に雪が残っており、地面には霜柱ができている。大屋根から滴り落ちる水は氷柱を作っている。ここは、まだ冬なのだ。
一通り設備の点検を行った。大屋根から炊事場、トイレ、テントサイトを順番に見て回る。テントサイトは5基分あるが、手狭なので増設の作業中である。まだ、完成していない。少し離れた水場も確認した。水場は木がうっそうと茂り、昼なお暗い所である。水タンクのカバーが外れていたので、かけ直した。その後、小屋、倉庫を見て回る。倉庫の屋根は一年前の大雪で曲がったままで、いずれは修復が必要である。来年度の課題の洗い出しが終わり、コーヒータイムにする。
帰り道、難所の急坂を下っているときに、タイヤの空気が抜ける音がしたかと思うと、ハンドルが取られた。パンクである。平坦な場所まで移動し、確認すると右前のタイヤがぺちゃんこになっている。男が4人もいると、タイヤ交換作業もすぐに終わる。車に乗り込み、迂回路を通って帰路についた。
行きは通行止め、帰りはパンクと波瀾万丈のキャンプ場整備であった。

入団説明会

2009年02月15日 | 団活動
本日、来年度からの新入隊員募集の一環として、青垣生涯学習センターにて、入団説明会を行った。朝早くから多くの方に来ていただいて、大変嬉しく思っている。
団委員長、副団委員長からのボーイスカウト活動/磯城一団の紹介に続いて、ビーバー隊の説明をさせてもらった。主な説明内容は、写真入りのスライドを使った本年度のビーバースカウト隊の活動実績についてである。本日の出席者の約2/3がビーバー年代の子供さんの保護者の方であり、熱心に聴いていただいている様子が分かる。この活動が子供達にとって外遊びをするきっかけになって欲しいという、私の思いはうまく伝わったと思う。
来年度も多くの仲間を迎えビーバースカウト活動が活性化するよう日夜邁進する所存である。

新入隊員募集

2009年01月19日 | 団活動
今年も新入隊員募集の時期がやってきました。磯城郡内の各学校・幼稚園に配る隊員募集のちらしの原稿を作り、印刷の依頼をしました。今年は2,500枚のちらしを配ります。また、各町の2月初めに配られる広報に募集の案内を掲載します。毎年何人かは、ちらし・広報を見て入団説明会に来てくださる方がいらっしゃいます。

説明会・面接の日程は以下のとおりです。
・入団説明会、 2月15日(日)09:30~11:00 青垣生涯学習センター視聴覚室
・新入隊員面接、2月28日(土)09:30~   青垣生涯学習センター(部屋未定)

隊員、保護者の皆様にお願いです。隊員は自分のお友達を誘ってください。保護者の方は、お近くに来年度小学校1~5年生になるお子様がいらっしゃいましたら、声をかけてください。口コミの効果は絶大ですので、よろしくお願いします。

来年度も一人でも多くの仲間が増えるよう期待しています。

ブログ活用について

2008年12月30日 | 団活動

「スカウティング研究センター 事務局の日記」のホームページ勉強会の記事の中で紹介されている講義の際に使われた資料「ホームページについて、- ブログサイト設置の勧め -」を拝見した。
ブログがボーイスカウト広報活動にとって非常に強力なツールであることや、ブログで情報発信するための知恵が、大変よくまとめられている。本資料の「ブログ活用方法」の章では、

  • 活動予定と活動報告(隊活動の報告投稿は各隊リーダーに依頼)
  • 会議の結果を報告(団委員会、団会議の記録を指導者間で共有
  • 写真の効果(広報誌で利用可、印刷媒体との連携へ)
  • 書きためることの重要性(1年続けると活動データベースになる)
  • スカウトに記事を書いてもらうことも可能(「情報処理」に「団のホームページに協力する」と言う細目あり)

とあり、複数の担当者で共同してブログ編集作業をすることを勧められている。

このブログも2006年2月から続けているが、いまのところ執筆者は私一人である。もともとの成り立ちが、私の個人的な思いや考えを述べるための私的なブログだったからである。本年10月のサイトリニューアルで、活動予定や活動報告も含めた、当団ビーバースカウト活動の広報ブログになった。今回の資料を拝見して、ブログのあり方、その目的を再確認することができた。

ブログを設けるには、少しばかりのパソコン、携帯電話の知識は必要であるが、ハードルは高くない。日々の運用を継続させるためには、複数の執筆者で担当するのが良いと考える。ブログ未設置の団・隊は、是非広報ブログを開設されてはいかがだろうか。

 


日本の林業を憂う

2008年12月24日 | 団活動
20日(土)にカブ隊長とキャンプ場整備に行ってきた。冬のキャンプ場は一面落ち葉に覆われている。冬場はキャンプ場を使うことが無いので、整備といっても点検をするくらいだ。今回は、キャンプ場を提供いただいている地主さんへの暮れの挨拶が、一番の目的である。
地主さんは3人いらっしゃって、皆さん、白木の村にお住まいである。盆暮れには、いつも代表の方のおうちに挨拶に行っている。日ごろお世話になっているお礼と、これから先のことも御願いをして、世間話を少しして帰る。この世間話の中で、林業の話になった。地主さんは多くの山林を持ち林業を営んでおられる。今回は、その苦労話を聞くことができた。最近では、山から木を切り出して市場にもって行くためのコストが、木を売って得られる金額よりも大きくなっており、まったく採算が取れない。また、後継者が見つからない。この地主さんのお孫さんも橿原市内に住宅を購入されており、生活基盤はすでにこの村には無い。高齢者ばかりでは、普段の山林の手入れをするのもままならない状況である。
聞くところによると、奈良県内、日本国内の林業状況はどこも同じで、衰退する一方である。財政難の行政には期待することはできない。最近では解雇された派遣社員を林業・農業関係の仕事で採用するような動きはあるらしいが、どのような効果があるのかが見えない。いずれにせよ、このまま放置すると、山は荒れ放題になり取り返しのつかないことになるだろう。なにか、我々にできることは無いのか、思案中である。

新入隊員説明会

2008年12月13日 | 団活動
今日の団会議で、来年度の新入隊員説明会の日取りが決まった。2009年2月15日(日)09:30~になった。例年より一ヶ月ほど後ろにずれている。ということは、説明会から入隊の意思確認までの時間が短くなるということである。
例年だと、説明会の後は、隊集会に体験参加をしてもらって、ある程度の感触をつかんだ上で入隊するしないを決めてもらっていた。来年は、このプロセスを経ることが難しい。年度末の登録事務などの手続きから逆算すると、3月1日には新入隊員の面接を行う必要がある。すなわち、説明会から面接までの間に体験で参加できる隊集会が一回しかないのだ。2月22日に予定している「施設見学」である。今はまだ、どこに行くかは未定であるが、体験参加の隊員にとって魅力ある活動になるよう、計画をよく練る必要がある。
隊員の保護者の方には、来年度小学1,2年生になる子供たちのいるご家庭に、ビーバースカウトへの勧誘を御願いしたい。できるだけ多くの方に説明に来てもらい、良い印象でビーバースカウトに入ってもらえたらありがたい。

県連スカウト展

2008年11月15日 | 団活動
11月15日(土),16日(日)と、高田のオークタウンで奈良県連盟主催のスカウト店が催された。15日の午後に高田に行く用事があったので、挨拶がてらに覗いてみた。会場はオークタウン2階の子供広場である。写真パネル展示、パンフレット配布、立ちかまど展示がなされている。高田のベンチャースカウト、ガールスカウトの指導者がおられた、土曜日のお昼前だったので、見に来ている人は少ない。各地区の紹介パネルでは、まほろば地区のポスターに磯城一団の活動写真が採用されていた。
県連事務長、橿原1団団委員長もおられたので、少し話しをした。生駒のある団では、大阪四条畷の子供たちも隊員として受け入れているそうである。大阪には住居は四条畷市だが、最寄の駅が生駒市内にあり、でかけるには必ず生駒市を通らなければならない地域があり、大阪府民であっても活動に参加しやすいので生駒の団に所属している隊員が多くいるらしい。
今回の展示でボーイスカウトに興味を持ってくれる子供達が増えてくれればと願う。

県連スキルアップセミナー

2008年11月03日 | 団活動
奈良県連盟山村野営場へ県連スキルアップセミナーを受講しました。磯城一団からは、カブ隊長、カブ副長x2名、ベンチャー副長と私の5名が参加しました。午前中は「地図とコンパス」、「ロープワーク」、午後からは「スカウトパン」、「スカウトゲーム」の、合計4セッションがありました。
まずは地図の説明からありました。2万5千分の1の地図は平成15年に規格が変わり、昔の見慣れた地図とは少し違います。字体が明朝体からゴシック体に変わっています。それから、図書館、博物館、老人ホームなどの地図記号が増えています。隣り合う地形図の重なりが増えています。磁北偏差も年々変化しています。わたしがスカウトの頃は西偏4度だったのですが、今は西偏7度です。説明の後は、地図を持って野営場の外にでたのですが、久しぶりに使うシルバーコンパスはなかなか難しかったです。クロスベアリング法を使って現在位置を知るというところでは、なかなかうまく方位測定ができず、うまく現在位置を求められませんでした。知らない場所だと完全に道迷いです。
ロープワークのセッションでは、初級、ターゲットバッジのロープ結びに挑戦しました。一応一通りは覚えているはずなのですが、普段使っていないと、思い出すまで時間がかかります。
昼食後はスカウトパンづくりに挑戦です。最初にパンを焼くための火起こしをしました。薪を割って、木を組み、マッチ2本で火を起こさなければならないのですが、みんなはできたのですが、わたしはマッチ4本を使ってしまいました。その後のパンの材料づくりでは、講師の先生はバター無しでやりなさいという指示だったのですが、小麦粉をこねたものが粘度が低かったため、バターを無理やり足したところ、うまくアルミのカップに流し込むことができました。焼け上がる前に次のセッションの時間がきたため、できあがりはしばらくおあずけです。
最後のスカウトゲームでは、一人でもできる簡単なゲームから、班単位で成果を競うゲームまで、その教育的意義を含め、いろいろと教えてもらいました。縛材と竹で作った投石機(写真参照、投げるのはドッジボールです。)は楽しかったです。講師チームと生徒チームでの対抗となりました。なかなか狙いを定めるのが難しく、うまく相手に当てることができません。結果は3対0で講師チームの勝ちです。
隊集会ではスカウトに、ああしろ、こうしろと指示しているのに、自分でやってみるとなかなかできないものです。やはり普段の研鑽が必要なのでしょうか。いろいろと考えさせられた1日でした。

三宅町文化祭

2008年11月01日 | 団活動
三宅町の文化祭に参加しました。ベンチャー隊は鶏の唐揚げとフライドポテトの販売、カブ隊1組はお化けのスタンプラリーをしました。
私はスタンプラリーのお手伝いをさせてもらいました。お化けの扮装をした隊員たちが、会場内のあちこちに散らばっていて、スタンプ台紙に判子を押してくれます。1日は午前と午後の2回ありました。文化祭に来た子供たちに宣伝のビラをまいて、10:30から開始です。結構たくさんの子供たちが参加してくれました。すべてのお化けからスタンプをもらうと、ゴールで景品の鉛筆とおもちゃがもらえます。もちろんボーイスカウトのパンフレットも渡してあげます。
このように地域の行事に積極的に参加することによって、私達の活動をみなさんにアピールすることができると思います。

大阪府連、安全フォーラム

2008年10月30日 | 団活動
地区事務局から、11月30日(日)に開かれる大阪府連「平成20年度安全フォーラム」 の案内が来た。
何年か前に参加したことがある。安全に関わるテーマで内容も濃く、とても勉強になった覚えがある。講師はいずれもその道の専門家であり、かつ、スカウト関係者である。優秀な講師陣を揃えることのできる大阪府連の人材の豊富さに驚かされた。
ご都合の合う方は、是非参加されてみてはいかがでしょうか。