関西空港からは、KLMオランダ航空で、アムステルダムを経由して、ブリュッセル空港へ。
思いがけず、一人旅になりましたが、あとから追いかけてきてくれると聞いたので、ちょっと安心。
ということで、機内食です。
洋食と和食をチョイス。
ビーフストロガノフがメインでした。
付け合わせの野菜、海外旅行では野菜不足になりがちなので、しっかりいただきました。
意外に美味しかったのが、パン。
無造作に乗っけて、はいっと渡してくれたパンなので、期待していませんでしたが、なかなかの味。
もしかしたら、バターが美味しいせいかもしれないですね。
そして、おやつのアイスバー。
乾燥した機内で、冷たく甘いアイスは、おいしかったです。
そして、到着の少し前に出た、2回目の機内食。
パスタです。
長時間のフライトは久しぶりなんですが、ヨーロッパ路線って、もっと食事が出たような記憶があるんですが、それは大昔のことなんですね。
・・・そういえば、初めてのヨーロッパは、アンカレッジ経由だったという(笑)
歳がばれますね~。
あっ、西ドイツにも、行ったことあるし~(もう、やけくその自慢!)
ということで、緊張していたせいもあるのか、案外あっという間に到着しました。
ただし、アムステルダムに。
ということで、一人旅になった、アムステルダムからの乗継。
ベルギーの空港までは、30分のショートトリップです。
向こうの方にとっては、国内線のような感覚なんでしょうね。
80人くらいの、小さな飛行機でした。
アムステルダムのスキポール空港は、恐ろしいほどの広さ。
乗継の看板を見ると、10分-28分の文字が。
歩いて30分の乗継って、どうなんでしょうね~。
しかも、ちゃんと調べていなかった入国手続き。
ベルギーではなく、ここ、アムステルダムで手続きすることになりました。
あっ、ちなみに機内でもらった水。
小さくて持ち歩きに良かったので、カバンに入れていましたが、すべて廃棄させられました。
手荷物検査の前で、日本人のほとんどが同じように水を捨てているのを見て、ちょっと笑えました。
関空から持ってきたお茶も、ここでサヨナラ。
乗継の時は、気を付けなくては、ですね~。
往復で苦労して、理解できました。
EU圏内は、国内なんですね、感覚としては。
だから、空港は、EUとEU意外に分かれている。
巨大で、時間があれば、ゆっくり買い物もできそうだった、スキポール空港。
ただ、わき目も振らず、乗継ケートを目指した私は、さっさと入国審査を受けてしまったので、残念ながらゆっくりできませんでした。
目指すゲートは、とても狭い待合。
30分以上前についてしまったので、セーターとコートに着替えて、一人、編み物しながら待ちました。
小さな飛行機では、日本からのツアーに一人で参加している方と、隣り合わせました。
久々の会話。
なんでも、一人で待合で編み物している姿は、とても自然で旅慣れていて、現地に住んでいる日本人だと思ったそうです。
ふはははは~、緊張で固まっていただけなのに、現地になじんでしまうなんて、私って、素敵~(かなりな壊れ具合だね)
フライトは、あっという間。
上がったなぁと思うと、もう、着陸でした。
そこで、日本人の団体客と一緒に行動すればよかったんですが、変な自信を持ったおバカな私、空港の案内を見て、さっさと行動しました。
EXITの隣に、カバンのマーク。
よしよし、こっちに行けばいいんだな。
これまた、下調べなしのブリュッセル空港でも、えらい目にあいました。
両側にゲートのある通路を抜けて、EXITの看板通りに進むと、なぜかショップがたくさん出てきました。
ふ~ん、ずいぶん免税店があるんだなぁ。
ん、エスカレーター降りるのか。。。
そこは、普通のショッピングセンターのようでした。
一応、EXITの文字はありますが、矢印に沿っていくと、また、下りのエスカレーター。
のぞいてみると、またしてもショッピング街。
間違ったか???
不安になった私は、戻りました。
ええ、降りたゲートまで。
約5分の、小走り。
だって、まさかこのまま出てしまったら、スーツケースと巡り合えない~(涙)
必死で戻ると、あたりに人影はなかった。
係りの方に、すました顔で『手荷物カウンターは、どちらかしら?』と尋ねると、
『出口の方向にあります』という答え。
『ショッピングセンターだったけど?』と聞き返すと、
『その向こうだ』
『メルシー』
にっこり笑って、今戻った道を、また、小走りました(笑)
運動不足の心配は、無いね。
結局、ショッピングモールを抜けると、手荷物と出口の文字が。
狭い通路を抜けると、搭乗前の手荷物検査の様子が見えた。
その横の通路を抜けると、ようやく手荷物カウンターが。
しかし、案内には、もう、私の乗ってきた飛行機は表示されていなかった。
・・・さてと、どうしたものかなぁ。
とりあえず、人がいそうな場所を目指すと、向こうに先ほどの日本人団体の姿が。
あっ、見つけた。
少し待つと、スーツケースが、流れてきた。
よかった~(#^.^#)
ご挨拶して、団体さんと別れた。
あとは、タクシーだな。
鉄道も便利だと書いてあったが、荷物も多いし切符の買い方もわからない、
もともと二人でタクシーの予定だったから、もう、いいや。
工事中のタクシー乗り場に向かった。
人はたくさんいたが、すぐに乗る様子もなく、案内員に先頭のタクシーに乗るように言われた。
女性のドライバーだった。
ホテルの名前を告げる。
あ~、あとちょっとだ。
車に乗ると、どこから来たとか、簡単な会話。
で、今日はサッカーのビッグゲームがあって、あちこちが渋滞しているから、別の道を通るがいいか?と聞かれた。
いいも悪いも、お願いするしかないので、お任せした。
サッカー場は、郊外にあるそうだが、パブリックビューで数千人が集まっている会場があるらしい。
たくさんの人が、サッカー好きかと尋ねたら、全員が好きだと返された。
ベルギーも、強いのかなぁ~。
途中、混雑した道を避けて、裏道を通ったりして到着。
普通、40ユーロくらいと聞いていたが、55ユーロといわれた。
うっかり、55ユーロ渡すと、ドライバーが不機嫌になって
『あなたは外国人だからわからないかもしれないけど、もしもレストランでタクシーを呼んだら、ボスに手数料を取られるから、きっちり払うのは間違ってい。。。』
と、遠回しにチップを請求された。
そうだった、韓国ばっかり旅行して、チップのことを忘れていたわ。
5ユーロ渡すと、機嫌よくスーツケースを下してくれた。
はっきりしたもんだ。
ホテルは、噂通り、レセプションが素晴らしかった。
写真は、また、あとで。
チェックインの時に、同行者はあとから来るのでと伝えた。
『ノープロブレム』
キーを受け取って離れようとすると、呼び止められた。
『マダム達は、長く滞在してくれるから、地図が必要でしょう。』
なかなか、地図はもらえないと聞いていたが、ホテルの場所や駅の場所、グランプラスなどをマークしてくれた。
ついでに、『彼女はパリから鉄道で来るんだが、どの駅に到着するのか』と聞くと、
『ミディ駅だ』と教えてくれた。
ミディ駅、そう、南駅のことだ。
そこからホテルまでは、どうするのがいいか尋ねたら、タクシーで来るのが便利だと。
ということで、メールで状況を連絡しあって、到着を待った。
これが、噂のエレベーター。
重い鉄の扉を開けて、引き戸を開ける。
何度か乗るうちに、コツをつかんだが、最初は、ガチャンと大きな音を立ててしまったり、なかなか大変。
部屋は、きれいなシャンデリア。
水回りも、きれい。
外は、騒がしい。
どうやら、サッカーの試合で、あちこち盛り上がっているみたい。
目の前の通りには、警官が出ている。
大通りからは、クラクションや爆竹の音が鳴りやまない。
勝ったみたいだ。
窓から見ていると、大騒ぎをしながら歩く若者たちが見える。
う~ん、出るべきか、部屋にいるべきか。
結局、部屋でのんびりしてしまった。
そうこうするうちに、ノックの音。
あっ、来てくれた~。
思わず、扉を開けて、歓声を上げてしまった。
離散家族の再会・・・ではないけど、それくらいテンションが上がってしまった。
ということで、一人旅は終了。
お互いの一人旅を報告して、軽く食事に出ることに。
結構、寒い。
ちょっと歩いてみたが、ホテルの並びのチキン屋さんで、テイクアウトすることに。
チキン、1/2羽などというメニュー。
あっ、これがあっさりしてるみたい。
ナゲットなら、安心して食べられるね。
ポテト(これは、サービスらしい)も頼んでみた。
これで、1人前。
ポテトは、マクドナルドのLサイズの倍くらいあった。
ここのポテトは、イマイチ。
持ち帰りで、時間もたっていたからかもしれないけど、唯一、イマイチだった食事。
まあ、食事というよりは、軽食だからね。
あとは、一度も食事でハズレはありませんでした。
さすが、美食の国!!
ということで、長い長い一日が、終わりました!
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