2016年冬アニメの感想の続きです。
◎「だがしかし」(全12話)
総合評価4点(5点満点)
駄菓子の薀蓄もあって、駄菓子を食べて、ちょっとした騒動になって、遠藤サヤ(cv沼倉愛美)から幼馴染の鹿田ココノツ(しかだ・・・)(cv阿部敦)への恋心もあって、また、微妙な間の微妙さも含めて、楽しいコメディでした。
場面の転換時に「で」と言うのも、いい雰囲気を出していました。
ココノツに恋する乙女のサヤは可愛かったですが、ズレた枝垂ほたる(大手菓子会社の枝垂カンパニーの社長令嬢)(cv竹達彩奈)あってこその映え方でしたね。
他に、サヤの兄でお調子者の遠藤豆(えんどう とう)(cv鈴木達央)、ココノツの父でほとんど留守の鹿田ヨウ(cv藤原啓治)など。
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アニメジャパン2016のときの国際展示場駅への道にて。
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○ 1話。田舎の駄菓子屋の父子、ヨウをスカウトに ほたる が来たものの、断るヨウ、アレコレのコメディ。
1話で息切れしそうな気もしていましたが、最後まで楽しかったです。
特に、自意識過剰というかマイペースというかの、ほたる の大げさな言い回しが。
「だが、しかし」なのか「駄菓子、菓子」なのか、次回予告でサヤが聞いていましたが、ほたる からは回答なし。
○ 2話。メンコをしたことがないサヤが見よう見まねでしたら3枚返しをし、「サヤ師爆誕」。サヤ師とあがめられると。
○ 6話。もうすぐ小4のココノツとサヤ。自分に振り向いてくれないココノツにお医者さんごっこをせがみ、患者になるも、聴診器を当てずに薬(ヨーグレット)を出すばかりのココノツというのは気づいていそうな感じで、鈍感ですが、最後に転んだ時に2人で手をつないだときにはさすがに気付いたようです。
ふと思い出したサヤ、ココノツは忘れているだろうと思ったら、ほたる がヨーグレットを持ち出し、2人で赤面するとか。覚えていてくれたことが、恥ずかしくも、それ以上に嬉しいサヤというのは、恋する乙女が全開です。
○ 9話。口内炎なのに「わたパチ」を食べ、最初は余裕の ほたる、底に残ったパチパチだけを口に入れて悶絶と涙の ほたる。
・通称おっぱいアイス(たまごアイス)って食べたことあったような気がします。
ゴムを口でやぶくときに、中身があふれて ほたる の顔にドバッというのはアレを妄想させようということですが、濡れて透けるブラまでなのが、このアニメの品があるところなんだか、そうでないんだか。
◎「ハルチカ ~ハルタとチカは青春する~」(全12話)
総合評価2.5点(5点満点)
「吹奏楽、青春、ミステリ」と原作小説のCMで言っていましたが、アニメは、最終回は吹奏楽が主でしたが、「青春、ミステリ、吹奏楽」という、基本的には軽いコメディでした。
ちょっとおバカで元気だけが取り柄のような穂村千夏(cvブリドカットセーラ恵美)、小柄で童顔で謎解き能力は高い上条春太(cv斉藤壮馬)、吹奏楽部部長の片桐圭介(cv山下誠一郎)、成島美代子(cv千菅春香)、マレン・セイ(cv島﨑信長)、後藤朱里(cv山田悠希)、檜山界雄(cv岡本信彦)、芹澤直子(cv瀬戸麻沙美)、吹奏楽部顧問で謎解き能力は高い草壁信二郎(cv花江夏樹)など。
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○ 高校では華麗で乙女なキュートガールになろうと、廃部寸前の吹奏楽部に入った千夏、小学校入学前から会っていない幼馴染の春太と久しぶりの再会。
音符による、卒業生から草壁先生への愛の告白メッセージというちょっとした謎解きもありつつ(1話)、春太は草壁先生が好きで、千夏も草壁先生が好きになり、2人は互いにそれを知っていていがみ合ったり、でも、恋愛感情ではないものの、喧嘩するほど仲が良かったり。
ちょっとした謎解き、千夏と春太の痴話喧嘩のようだけど恋愛にはなりそうにない喧嘩、謎解きに成功すると少しずつ部員が増えていったり。一応、吹奏楽の練習や大会も。
「氷菓」(身の周りの謎解きと青春)や「響け!ユーフォニアム」(吹奏楽と青春)の2つの名作TVアニメを見ているので比べてしまい、評価が低くなった感はありますが、実は3点はつけてもいいくらいには楽しいのかも知れません。
○ 4話。春太はテント暮らしで、目がテン。3人の姉が怖いから、アパートが取り壊しになって、でも実家に帰りたくないとのこと。嫌いなわけではなく、いじられたり、もてあそばれたりするので嫌だということ。
長女が金をだし、当面のアパートを探すことに。それにしても月2万円までというのは、随分とケチなことで。
2万円物件発見。遺産相続したアパートがチリンと鳴るので幽霊がいると思われて不人気でしたが、春太が解決。
あれだけ大きな鍵で、蓋がしてあったとはいえ大きな鍵穴ですから、鍵穴の存在に気付かなかったというのは少しアレですがまあいいとして、壁に500円玉貯金をしていたオジもまあいいとして、あれだけたくさんの500円玉が出てきては、その前にアパートが壊れそうなものです。
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もっとコメディとして描かれていれば、そういう詰めの甘さもコメディとして見られますが、「氷菓」よりはコメディ要素が強いものの、それでも軽いコメディといった程度なので、少し違和感を感じながら見たところです。
秋葉原のソフマップにて。
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【shin】