2016年冬アニメの感想の続きです。なるべく簡単に。
何事も、結局は好みの問題ですが、そうだとしてもどうかと思った2作。
◎「NORN9 ノルン＋ノネット」（全12話＋9話の後に総集編1話）
総合評価2点（5点満点）
こはる役の藤村さんのカマトトぶった話し方が少し白々しくて、緊張感のある場面でもそうなので、のんきで場違いと感じましたが、そういう狙いだったのでしょうか？。
1919年、女子向けの逆ハーレムで、空飛ぶ船でちょっとした旅をする中で（行き先不明で、「世界」が決めた場所に向かっている。）、喧嘩したり仲良くなったりバトルしたり、恋したり、最後は、何度も繰り返している世界の歴史のリセットを（そのたびに、別の人達によりリセットされる。）、またリセットしてやり直すか、このまま続けるのかを決めることになった、能力者の少年少女。
だんだんとカップルができたりして、そこは温かく見守るとして、でも、少年か少女に感情移入できないと見ていてあまり楽しめない感じです。
ファンタジックな船とか絵柄とか、少女的ですが雰囲気は悪くないですが。
こはる（cv藤村歩）、結賀駆（cv梶裕貴）、市ノ瀬千里（cv下野紘）、遠矢正宗（cv佐藤拓也）、
久我深琴（cv高垣彩陽）、二条朔也（cv斎賀みつき）、吾妻夏彦（cv小野大輔）、加賀見一月（cv遊佐浩二）、
不知火七海（cv瀬戸麻沙美）、宿吏暁人（cv杉山紀彰）、室星ロン（cv杉田智和）、乙丸平士（cv吉野裕行）、
他に、鈴原空汰（cv阿部敦）、リセット能力を与え、「世界」であるアイオン（cvやなぎなぎ）など。
○ 4話。2話で互いの監視のためにペアになったものの、因縁がある七海と暁人の仲が悪いので、手錠で繋げて仲良くしようとする駆（30分間なら自由に外せる。）。これもフィクションならでは。駆が熱を出して寝込み、手錠を外せませんし。
原作はゲームだそうですが、こういうシーンは画面に入り込んでするゲームならいいのでしょうけれど、原作を知らないと、TVアニメだと少し距離をおいて視聴していますから、少し白ける部分があります。
○ 最終12話。こはる、平和な世の中をつくるにはリセットしないといけないかも、でも、リセットして駆の記憶がなくなってしまう世界は嫌（能力はアイオンに返すことになる。）。
11話では互いに絶対忘れないと言っていましたが、そんなこんなで、リセットしないで世の中を作っていこうと。
死んだと思った駆も生きていましたしねえ。
◎「蒼の彼方のフォーリズム」（全12話）
総合評価2.5点
グラシュと呼ばれる反重力発生装置付きのシューズをはき、空中で、4つのブイや背中にタッチすると得点になる鬼ごっこのようなスポーツであるフライングサーカス（FC）がこれといって面白くないので、そこで楽しさ半減。
女子キャラは結構可愛いですし、悩みや葛藤や成長の描き方も特にどうだということはないものの、悪くはないです。
恋愛要素はほとんどないですが、1クールなので、量的にはそれで良いと思います。ただ、FCが面白くなかったので、恋愛要素を入れた方が、物語のまとまりは悪くなるかもしれませんが、興味は持てたかも知れません。
久奈浜学院：元は優秀なFC選手だったが今はやめている日向晶也（cv逢坂良太）、始めたばかりなのにすぐにみさきを抜いた、FCの天才の倉科明日香（cv福圓美里）、うどん大好きで、FCで明日香にあっさりと抜かれて落ち込む鳶沢みさき（cv浅倉杏美）、うどん屋の娘で、みさき先輩を溺愛している有坂真白（cv山本希望）、先生でFC部顧問で元一流FC選手の各務葵（cv緒方恵美）、
高藤学園福留島分校：市ノ瀬莉佳（cv米澤円）、FC部部長で最強の真藤一成（cv興津和幸）、お嬢様の佐藤院麗子（cv種田梨沙）、
など。
秋葉原だったと思います。
アニメジャパン2016にて。
アニメジャパン2015にて。
【shin】
