【ネタバレ】
◎「大室家 dear friends」
「そろそろおいでよ」
2024年6月21日(金)公開、監督は龍輪直征、脚本は横谷昌宏、原作はなもり、44分。
大室櫻子(cv加藤英美里)、大室撫子(cv斎藤千和)、大室花子(cv日高里菜)、小川こころ(cv倉知玲鳳)、相馬未来(cv伊藤彩沙)、高崎みさき(cv古賀葵)、園川めぐみ(cv上坂すみれ)、三輪藍(cv東山奈央)、八重野美穂(cv悠木碧)、古谷向日葵(cv三森すずこ)など。
2月2日公開の「大室家 dear sisters」に続く2作目。
総合評価は、上中下で中くらい。
ポスターのシーンはありませんが、雪だるま3つのシーンはありました。
雪だるま3つのシーンでほっこりできるのが「大室家」です。
○「dear friends」なのに姉妹喧嘩から始まるのかよ、最後は「dear friends」だったね。
事件が起きない日常系なので、ゆるく楽しむアニメです。可愛いです。
○撫子が恋人と電話していて、次のデートにどこに行こうかという話になり、相手が映画を提案してきたようで、撫子が、映画が好きだよねという旨を返しています。藍の趣味が映画鑑賞だと公式HPのキャラ紹介にあることから、藍が恋人の最有力だと考えるのが妥当にも思えますが、これまで誰だか曖昧にしてきたことからして、キャラ紹介に書いていないだけで映画が好きなキャラがいる可能性は十分あるので、少しリードかもしれないくらいに思っています。
と言いつつ、学校での藍は、3人の中では一番撫子と距離をとっているので、学校でバレないようにしていると考えることも出来ます。美穂は撫子に甘えたドSでからんできますし、撫子はめぐみを一番からかっていますし、撫子も藍とは(他の2人に対してと比べれば)少し距離をとっています。
・一方、美穂ですが、学校でも一番甘えた感じで撫子に接していることから、可能性は少し低いのではないかと思っています。学校でバレないようにするはずなので、それにしては少し近しさみたいなものが出過ぎに思えます。尤も、おそろいのネックレスを学校につけていきたいと撫子に言ったことからして、バラしたい気持ちもありそうですから、その気持ちが出たためそういう言動になっている美穂なのかもしれません。
また、電話で撫子と喧嘩してしばらく連絡を取っていなかった恋人、電話で仲直りした翌日に学校で撫子が美穂(とめぐみ?)に、今日は機嫌がいいねという旨を言っていますが、電話の相手なら機嫌がいい理由は分かっているのですから、口数の少ない撫子が、美穂が恋人ならわざわざ聞かないのではと思います。
なお、「dear sisters」で恋人が撫子の部屋に来た時に花子が会っていますが、綺麗な人だったと評しています。めぐみと藍は綺麗系、美人系かなあと思いますが、美穂は可愛い系なので美穂ではないと考えることも出来ますが、小2の花子にとっては高3の綺麗や可愛いとかの区別は出来ないかもしれないので、気にしなくていいとも言えます。
で、藍が少しだけリードかな。
・電話での「好き」という声が誰かというと、園川めぐみ(cv上坂すみれ)、三輪藍(cv東山奈央)、八重野美穂(cv悠木碧)の3人の合成だろうとは思いますが、そうでないとしたら、そもそもキャラ声で言っているのかも分からないので、誰だか分かりません。
・なお、「大室家 dear sisters」の感想で私は、「撫子(cv斎藤千和)の彼女が誰なのかは明かされていませんが、いつも4人でいるうちの誰かであることは間違いない状況です。となると、暁美ほむら(cv斎藤千和)は鹿目まどか(cv悠木碧)に「愛よ!」ですから、美穂(cv悠木碧)以外考えられないでしょう(笑)。」と書いています。これはこれで変わるものではありません。
・ところで、撫子三股説はよくあるので置いておくとして、一応唱えておきますが、電話は、撫子妄想説(笑)。
電話の相手は実は誰もおらず、撫子の妄想というもの。3人は撫子が好きなはずですから、実際に撫子に電話をかけてくることはあるでしょうから、電話がかかってきたときは妄想ではなく会話しているというもの。
だから電話の相手の声がないというものですが、今回は「好き」と相手が声を出しました。これは制作者によるミスリードであり、撫子の妄想を音にしてみたというものです(笑)。
なぜ撫子(cv斎藤千和)が妄想するのかと言うと、傍若無人な妹で撫子も手を焼いている櫻子(cv加藤英美里)によるストレスと(私は櫻子は好きではないので。)、自分だけを愛してくれない鹿目まどか(cv悠木碧)とうっとうしいキュゥべえ(cv加藤英美里)に耐えきれずに暁美ほむら(cv斎藤千和)がストレスを感じているからです(笑)。
○公式HPから。
『その日の大室家は、いつになく緊張感に包まれていた。
「やだし。だったらもう――姉妹、やめるし」と花子が怒りをにじませると、その言葉を聞いて櫻子は思わず泣きそうになる。
「やだし。だったらもう――姉妹、やめるし」と花子が怒りをにじませると、その言葉を聞いて櫻子は思わず泣きそうになる。
「そんなに、そんなに…私のお下がりのパーカーがいやか!?」。
ケンカの原因は、櫻子が花子にあげようとした“巨大なニワトリ”柄のパーカーだ。
それを見ている撫子にいたってはいつもと変わらないクールな表情。
櫻子にパーカーを当てられそうになると華麗に身をかわす2人。
誰ももらってくれないパーカーの長所を必死にアピールする櫻子だが、温かいこと以外の良さが見つからない。
しまいには2人に、「そのパーカー、失敗したね?」
「確かに着てるの1回も見たことないし」と図星を突かれてしまう。
あきれる撫子と花子、1人うろたえる櫻子。おそらく今日も大室家は平和である。』
【shin】