「一週間フレンズ。」「僕らはみんな河合荘」「史上最強の弟子ケンイチ 闇の襲撃」は楽しめました。
「マンガ家さんとアシスタントさんと」は原作を少し読んだことはありますが、それ以外は原作未読です。
既に「ニセコイ」は書きましたが、残りは順次感想を書いていきますが、まずはノイタミナの2本。
◎「龍ヶ嬢七々々の埋蔵金」(全11話)
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○ 人工学園島「七重島」で、部屋で殺されて地縛霊になった、ゲームとプリンが大好きな龍ヶ嬢七々々(cv田辺留依)。で、前から住んでいた部屋に住み着いて、寝なくても平気だから一日中オンラインゲームをしてプリンを食べて。
そこに知らずに越してきた八真重護(cv小野友樹)が七々々の遺産である埋蔵金、中でも特殊な力を持つ七々々コレクションを探しつつ、ちっちゃくて可愛い名探偵の壱級天災(帽子をかぶっている。)(cv阿澄佳奈)がしたり顔で謎を解いたり。
田辺さんの飄々(ひょうひょう)とした声は冬アニメの「ウィザード・バリスターズ 弁魔士セシル」の須藤セシルでもそうでしたが、これはもっと飄々としていて良い感じです。
原作の絵を見ると、別のキャラかと思うくらいに雰囲気が異なりますが。
下はアニメジャパン2014にて。
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○ 花澤香菜さんが美少女のような男子、メイド服で男の娘の星埜ダルクの役。いえ、可愛いですけれど。
○ 全ての七々々コレクションを見つけて、その力で七々々を殺した犯人を捕まえると七々々が成仏できるわけですが(もしかしたら成仏できないかも知れない。)、埋蔵金を横取りしようとする者との対決や、七々々に情が移ってしまったから成仏させて良いか迷いが出ている重護とか、可愛い顔してハッタリも決まっている名探偵とか(決まり過ぎではありますが・・・)、現状も楽しいから成仏しなくても良いかもとも思っている七々々とか、だからなのか埋蔵金のありかを重護に教えないとか、変にシリアスにも萌にも行き過ぎずに、程良い感じで普通に楽しめました。そこが中途半端で今一つ、と思う人も多そうな気もしますが、どうなのでしょう?
◎「ピンポン THE ANIMATION」(全11話)
○ 卓球アニメ。ラフな感じで迫力があって、面白い絵だなと思ったら、「四畳半神話体系」と同じ湯浅政明監督だそうで、なるほど。これはあれと違って分かりやすい物語ですが。
アニメジャパン2014にて、オークションに出ていたもの。
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○ 星野裕/ペコ(cv片山福十郎)と月本誠/スマイル(cv内山昂輝)は強いけれど、特にスマイルは勝ちたいわけではないから本気にはなりにくいとか、でも才能があるから強いとか。
一方、中国でトップから落ちたので日本の高校で活躍してトップ返り咲きを狙う孔文革(コン・ウェンガ)/チャイナ(後に日本に帰化)(cv文曄星)のとても強いバイタリティーとの対比とか。
現在の日本と中国の、というか、昔からの日本人と中国人の性格を大袈裟にしたようで少し面白かったり。
コンは中国語で話し、字幕が付くというのも、字幕を読むのは面倒ですが、中国語の語感と合わせて雰囲気満点のアニメになっていたり。
○ 試合で負けて、いろいろあって、やっぱり悔しくて本気になるペコだとか、更にいろいろあって本気になるスマイルだとか。試合で負けて更に気合いを入れるコンだとか。
結局はそういう物語になって、他の高校の選手もからめてライバル視しあって必死になるスポ根でもあり。
でも、楽しいから卓球を始めたんだということをそれぞれが思い出す物語でもあり、そこのベタさは、結局はそれかよ、とは思いましたが、まあ、無表情なスマイルや地位や名誉のために戦うコンとかがあまりに楽しそうに見えなかったのが変わったのに少しホッと出来たので、意外とすんなり受け入れられました。
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○ 膝を痛めたペコがスマイルに決勝戦で勝った理由は、その後卓球を趣味程度にして教師を目指すスマイルが描かれていたので、スマイルがペコに遠慮しつつ、スマイルはそれ程勝負にこだわっているわけではないので本気になれなかったから、無意識的に手を抜いたとしか思えませんでした。
そこは良いとして、その後、ペコは日本のエースになったわけですが、決勝戦の棄権を強くすすめられるほど痛めていたのですから試合中に限界を超えたと思われ、一度痛めた膝は大丈夫なのか、というのは少し疑問。手術をして根本的に治したのかなあ
【shin】