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海月姫(くらげひめ)感想。クラゲに癒される?

◎「海月姫」(くらげひめ)(全11話)

2010年秋アニメ。2014年にスカパー!で再放送していたので。能年玲奈さん主演の実写映画が2014年12月27日公開なので、人気なのでしょう。

日常っぽいコメディ、リアクションは大袈裟。
萌もエロも美少女もなし。


○ オタク女子限定の昭和レトロな外観の天水館(あまみずかん)というアパートを主舞台に、5人の「尼ーず(あまーず)」のオタクっぷりと変人っぷりと男日照りとニートっぷりと(ほとんど仕送りで生きている。)、そこに月海を訪ねて女装して遊びに来る女装が得意な男子の蔵之介に月海が関わる中で生じる、少しの変化と成長の物語。

イラストレーターを目指して上京してきた海月好きな倉下月海(くらした つきみ)(cv花澤香菜)、
大物政治家の息子で息苦しい生活を強いられているが、ファッションを仕事にしたいし女装が得意な鯉淵蔵之介(こいぶち くらのすけ)(cv斎賀みつき)、
天水館の管理人代行、いつも和服で和裁が得意、人形収集が趣味の千絵子(ちえこ)(cv斉藤貴美子)、
三国志オタクで、大袈裟な身振りで何でも三国志に当てはめる、まやや(cv岡村明美)、
鉄道マニアのアフロヘア、ばんばさん(cvくまいもとこ)、
中高年男性、特に俳優の地井武男さんが好きな、ジジ様(cv能登麻美子)など。


○ 最初に放送されたときは今一つだなあと思いましたが、基本的には変わりませんが、それでも、初見時には騒々しく感じた尼ーず の5人のからみや賑やかさも再見時には結構楽しく感じられ、月海が海月(クラゲ)に癒されるところも中々心地良く感じられ、一方、蔵之介の父が再開発のために天水館を買収しようとしているのを阻止するために海月を参考にしたデザインの服を皆で作ってコンテストで優勝するとか上手く行き過ぎなところはありますが、物語としてはまとまっています。


なお、ED曲の「きみのキレイに気づいておくれ」(歌・サンボマスター)は良い曲ですし、サンボマスターのストレートなロックは好きです。
しかし、男性が苦手で冴えない月海がお洒落をすると結構可愛くなって蔵之介の兄の鯉淵修(cv諏訪部順一)に惚れられるシーンがありましたが、本当は美しいということに気付いてほしいという歌詞がアニメとセットになると露骨に感じられ、好みではないなと思いました。サンボマスターのように直接的な表現でも好きなものはありますが、どちらかと言うと間接的な表現の方が好きなので、そう感じるのでしょう。
曲のみなら、この曲も良いのですけれど。


○ 全体として私には今一つでしたが、一般的には普通か普通より少し上の評価を得られているのかも。


【shin】
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