2006年秋から2007年冬に放送された、人気のkeyの作品。少しファンタジーな、泣き&ハーレムアニメ(エロではない。)。
今冬にスカパー!で再放送していたので。
○ この街での記憶が曖昧な相沢祐一(cv杉田智和)が両親の海外赴任で叔母の水瀬家に居候することになり(7年前まではよく遊びに来ていた。)、この街で出会う月宮あゆ(cv堀江由衣)、水瀬名雪(cv國府田マリ子)、川澄舞(cv田村ゆかり)、美坂栞(cv佐藤朱)、沢渡真琴(cv飯塚雅弓)、倉田佐祐理(cv川上とも子)、美坂香里(cv川澄綾子)らとの関わりにより、約束した記憶を取り戻しつつ、彼女らがトラウマや悩みと向き合って乗り越えていくための手助けをする高校生の物語。

キャラは結構良いですし、声優は良いですし、少し謎解き&少しファンタジーなハーレム物語も結構良いですし、人気なのも分かります。
ただ、key作品の多くは、私には泣くことを強要してくるように感じられて少し白けるのですが(Kanonについてはあまりそうは感じませんでしたが。)、そう感じなければとても良いと思えるでしょう。なお、これは「CLANNAD」(クラナド)ほど泣きアニメではないです。また、「Angel Beats!」(エンジェル ビーツ)は好きです。

○ 初めて見たときにも思いましたが(多分、再放送で。)、本編のラストからED曲の「風の辿り着く場所」(歌・彩菜)に入るのが唐突というか、明るめで軽やかな曲なので本編と合っていないから違和感しかなく、毎回苦笑でした。
最終話だけは、本編の終わり方が曲に合っていたので、上手いつながりだと思いました。
せつなげなOP曲の方がED曲には合うと思うのですけど。物語全体としては、せつなげな雰囲気が主ですし。
これも初めて見たときにも思いましたが、あゆ の「うぐぅー」、真琴の「あぅー」という口癖が多くて少し耳障りでしたが、それを可愛いと思えればより楽しめるでしょう。
全体として、結構楽しみました。
深夜アニメとしては万人受けする方だと思います(エロはないですし。)。
【shin】