【ネタバレ】
◎「劇場編集版かくしごと ーひめごとはなんですかー」
「隠し事は、何ですか? TVシリーズでは描かれなかったもうひとつの結末」
総合評価点は上中下で上くらい。
久米田康治画業30周年記念の作品です(漫画家デビューは1990年ですが。)。
2021年7月9日(金)公開、監督は村野佑太、脚本は村野佑太、あおしまたかし、原作は久米田康治、79分(?)。
後藤可久士(cv神谷浩史)、後藤姫(cv高橋李依)、後藤小鞠(cv能登麻美子)、十丸院五月(cv花江夏樹)、志治仰(cv八代拓)、墨田羅砂(cv安野希世乃)、筧亜美(cv佐倉綾音)、芥子駆(cv村瀬歩)、六條一子(cv内田真礼)、マリオ(cv浪川大輔)、古武シルビア(cv小澤亜李)、東御ひな(cv本渡楓)、橘地莉子(cv和氣あず未)、千田奈留(cv逢田梨香子)など。
○TV版(2020年春)を見た上での総集編とはいえ、漫画版の最終回をやるとのことだったので、また違った良さがあることは見る前から分かっていました。
TV版はギャグ要素は結構あったのですが、TV版にシーンを追加し、姫の視点にしたのでTV版よりギャグ少なめで感動要素多めに。特に後半、姫が父を思って言う言葉の一つ一つが(総集編なので)濃密になって感涙。最後に来るのは大滝詠一さんが歌う「君は天然色」、「想い出はモノクローム 色を点(つ)けてくれ もう一度そばに来て はなやいで美し(うるわし)の Color girl」しかないと分かってるだけに尚更です。
姫が、「想い出はモノクローム 色を点けてくれ」と言うと「君は天然色」がかかるところも良し。
その手前、姫の父の可久士が記憶を取り戻したときにかかる、flumpoolが歌う主題歌「ちいさな日々」の「舞い上がれ」と歌いあげるところも良し。
久米田康治がギャグ漫画家ではなくなって、絶望した!(笑)
○パンフレットが1週目なのに買えませんでしたが、再版で買え、助かりました。(レヴュースタァライトも1週目でなくなり買えませんでしたが、それもなんとかしてほしいと思っていたら通販で再販するとのこと。)
・当初は20館に満たない上映館でしたが、途中でいくつか増えて20館を越えました。舞台挨拶では(舞台挨拶には行っていません。)、通常の作品なら「大ヒット上映中」とか書いた看板を登壇者が持つのに、本作は「バレない程度にヒット中!!」というのも、本作らしいです。
20館越えましたし、評判も良いので、もう姫にもバレましたね(笑)。可久士が「絶望した!」と言っているのかいないのか(笑)。
○2021年6月の新宿バルト9。
2021年7月の新宿バルト9。
2021年7月の新宿バルト9。
【shin】