「フルーツバスケット -prelude-」感想

【ネタバレ】

◎「フルーツバスケット -prelude-」

　チラシの表裏。

　勝也の足跡がそこまで、その少し先まで今日子の足跡、透の足跡は枠からはみ出していて、かつ、足跡の大きさも歩幅も徐々に大きくなっています。

　フルーツバスケット好きなら、これを見ただけで・・・

　「好きだと思った。寂しいと泣く君を――」
　「泣きたくなるほどの倖せを、君に――」

　2022年2月18日（金）公開、監督は井端義秀、脚本は岸本卓、原作は高屋奈月、88分。

　本田今日子（cv沢城みゆき）、本田勝也（cv細谷佳正）、本田透（cv石見舞菜香）、草摩由希（cv島﨑信長）、草摩夾（cv内田雄馬）など。

○最初の半分は2019年TV版（2019年から2021年、全63話のシリーズ。）の総集編でしたが、TV版（か原作）を見ていないと分からないでしょう。そして、今日子と勝也の物語、完全新作の透と夾のその後の物語が少し、が描かれています。

　総合評価は、上中下で中くらい。映画の出来としてはこのくらいですが、そんなことはどうでもいいのです。
　透と夾が幸せになれてさあ、透の両親の今日子と勝也も短かったけれど幸せになれてさあ、それだけで嬉しいじゃないですか。それだけの積み重ねがTVシリーズにあったじゃないですか。

　終演後しばらく涙がとまらないのも、劇場でBDを買ったのも珍しい事です。

　なお、私以外は全て女性かもと思って行きましたが、5%近くは男性だったかも。それはカップルばかりだったのですが。

　2022年2月のバルト9にて。コラボカフェも。

　このドリンク3つを並べたらと想像しただけで涙が。

　2022年1月のバルト9にて。

【shin】