思い付きブログ

僕らはみんな河合荘 感想。宇佐の目線で楽しく律を見た。下ネタたっぷりなのに純なラブコメ

 2014年春アニメの感想の続きです。

◎「僕らはみんな河合荘」(全12話)

○ Blu-rayのCMで、河合律(cv花澤香菜)が第1巻には全巻収納ボックスが付き、「隙間があると埋めたくなりますよね?」と。そうだけど、、、乗ってはいけない!

 「河合荘」って「可哀想」なのでしょうけれど、まあ、その通りのラブコメで楽しかったです
 今春アニメでは、分かりにくいから何回も見た「メカクシティアクターズ」(→感想はこれ「メカクシティアクターズ、selector infected WIXOSS感想。閉じた孤独な思春期vs不幸に酔っている」。)を除けば、何回も見たのは「一週間フレンズ。」(→感想はこれ「一週間フレンズ。感想。1つ1つのシーンが、台詞が、感慨深い。頑張れよ、祐樹!!」。)とこれくらいですし。





○ さて、河合荘のような賄い付きの下宿が増えているのかは分かりませんが、年が比較的近い人が共同で住むことが増えているというニュースは、ここ何年か見聞きします。部屋は個室で、台所、居間、風呂及びトイレは共通で、時には一緒に食事を作って一緒に食べたり(3LDKに3人で住む感じ。)。ルームシェアだから割安な上に仲間ができるということで若者に支持されているのだとか。

 それでうまく回っていけば良いですが、下宿だと年長の大家とかが一緒にいるので何か問題が起きても収めやすいから、共同生活初心者には下宿が安心かなあと思ったり。


○ 読書好きで、高校でも1人でいることが多く、通学中も歩きながら読書する律は、話すのが苦手で男子も苦手で、1人は平気だけどいつも1人でいたいというわけではなく。

 本当に読書好きで、ボッチだから読書に逃げているわけではないところが良い感じでした。

 同じ下宿に越してきた1年下の純情で普通な感じの宇佐和成(cv井口祐一)は高校で見初めてから律に惚れていて、同じ下宿の賑やかな面々、変態ドMの城崎(cv四宮豪)、男を見る目が無くもてあそばれて失恋ばかりの錦野麻弓(cv佐藤利奈)、男に惚れさせて修羅場にするのが好きな小悪魔の渡辺彩花(cv金元寿子)がかき回しつつ、管理人の河合住子(cv小林沙苗)が3人を少し抑えつつ、皆で2人がくっつくのを温かく見守ると。

 花澤さんの もごもご話す感じの声が良いです。花澤さんは相変わらず多くのアニメに出ていますが、慣れもあるのかも知れませんが、ここ何クールか、他の声優でも少なくとも同じくらいには楽しめるな、あの声優でも良いな、という印象の役が多くなって花澤さんならではという印象の役が少なかった気がしていましたが、これは花澤さんならではという感じ。「文学少女」シリーズの天野遠子や「言の葉の庭」の古典教師の雪野百香里の印象からそう感じただけかも知れませんが。


○ 麻弓の声は、最初は生天目仁美さんかと思いましたが、佐藤さんで。フラれてばかりのヤサグレ感、生天目さんだと少し生々しくなりそうですしね


○ 律が無意識に宇佐を振り回していて、時々、妙に力の入った絵というか、化粧をしたようなというか、少女っぽい色っぽさというか、そんな表情になりますが、多いので最初は少しあざとく感じました。律が天然の小悪魔っぽく見えてしまったのですが、全て宇佐フィルターを通して見た表情だと思えば納得ですし、途中から私も宇佐目線で見ていたので万事OKです。
 ここがアレだと思うと、このアニメには馴染めないかも。



○ 律と宇佐はいつ付き合うんだということにばかり目が行ってあやうく忘れるところでしたが、実は下ネタが多い。亀甲縛りを見ただけで分かるとか、際どい台詞を天然で言ってもその際どさに自分で気づくとか、その下ネタを下ネタと認識して照れたり呆れたりしている律は、文学少女/少年は耳年増ということでしょう
 冷静に見ればかなり下ネタが多いということになりますが、丁度良いくらいに感じたのは、律&宇佐に目が行きすぎたからと、いやらしさがほとんど無いからなのでしょう。

 宇佐は律に対し、1歩進んでは2歩下がり、1歩進んでは10歩下がり、なんてことを繰り返していますが、実は宇佐が知らないうちに1.1歩や9.1歩進んでいて、実は少しずつ縮まっていた宇佐と律との距離。その、思春期男子の妄想どおりに距離が縮まっていくという描き方が良い感じに楽しく、かつ嫌みでなく(特に麻弓が良い感じにチャチャを入れるので、あまり甘い話にならない。)、楽しめました。


○ さて、OP曲「My Sweet Shelter」で律が「見解の相違です ひとりだけど ボッチじゃない」と歌っていますが、中学のクラスメイトと卒業後に初めて会って、早く終わらないかなあと思っていることから(4話)、中学のときはそれなりに話はしたのでしょうけれど友達だったのか怪しいですし、卒業後は会ってもいなければ連絡もとってもいないことから、少なくとも今は友達ではないのでしょう。やはり律は友達がいないボッチだと。それは分かっている律ですけれど。

 最終話、律が酔ってクダを巻くところ、宇佐殺しの可愛さでしたが、とにかく可愛かったです。(尤も、いくら律とは言え実際に隣にいたら私には面倒ですけれど。)その時、友達ができないと嘆いていた律ですが、性格が悪いわけではないですし、河合荘の住人と仲が良いのですし、何よりも宇佐に好かれていますし、律も恋になりそうですし、今はそれで十分なのでは


 12話かけての宇佐の成果・・・
 実際はこれ以上に、友達以上恋人未満に、恋人になる方向に、距離は縮まっていますけれど。



 アニメジャパン2014にて、オークションに出ていたもの。



【shin】


◎ 2014年7月23日追記。

 「スカパー!TVガイド BS+CS」8月号に「僕らはみんな河合荘」についての花澤香菜さんのインタビュー。

 髪は肩より上の方が似合うと思いますが、単に私の好みの問題だろうか?


【shin】

コメント一覧

shin{流れ星}
http://yaplog.jp/shin99shin/
>ざっくさん
 河合荘を面白いと思うかは、紙一重かなと思います。

 夏は少しきつくなってきたので、私もいくつか切らないとなあと思っていますが、何だかんだでいつも見てしまうのですよね。。。
ざっく
http://yaplog.jp/rockgamer/
かわいそう、つまらないから切ろうかな~と考えてたら、次第に面白くなってきて、結局全部観てしまいました。
今期もいっぱい切りたいですね~
たまっちゃうので........と言うか、たまってきた。
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