2015年秋アニメの感想の続きです。
ウルトラスーパーアニメタイムの3作。
◎「ハッカドール THE あにめ~しょん」(全13話、10分枠)
総合評価2.5点(5点満点)
萌ギャグ。仕事や物事が「はかどるドール」のはずが、余計なお世話だったり、上手く出来なかったりで却って迷惑をかける場合が多いと。
そんな、ドジッ娘や騒々しい女子を楽しむアニメ。タマに上手くいきますけれど。
こういう騒々しさは、気に入ればかなり好きになるのでは。
ハッカドール1号(cv高木美佑)、ハッカドール2号(cv奥野香耶)、男の娘のハッカドール3号(cv山下七海)、ハッカドール4号(cv上田麗奈)、ハッカドール0号(柚木涼香)など。
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○ 2話。代理でアイドルのライブに。変な歌で客を白けさせた上に、変に共振してホールが崩壊。でも、1人のオタクが褒めてくれたと。
○ 6話。バグで女子になった3号が、友達がいない金持ち少年と遊ぶことになり、それでも別れなくてはならないので、悲しみながらも別れを受け入れ、少し強くなった少年、というちょっといい話。
別にいい話をもってこなくても、とは思う。
○ 7話。サブタイトルが「KUROBAKO」 ということで、アニメ「SHIROBAKO」にかけて、アニメ制作現場のブラック企業ぶり。最初に手伝った4号は逃げ出し、1号は死にそうで、2号3号が手伝って、最後は4号も手伝ってギリギリ間に合ったところ、次の話もよろしくと言われて死にそうになるとか。
ハッカドール達に指示する制作進行とかがヤクザみたいにガラが悪く、そこは普通の人で良かったのでは。
◎「ミス・モノクローム -The Animation- 3」(3期、全13話。夏放送の2期は全13話。10分枠)
総合評価3点(5点満点)
2015年夏と秋のアニメ。夏の2期は1期の続き、秋の3期は2期の続き。
少しシュールなギャグ。勘違いしてばかりのモノクローム、ドジな やよい などが引き起こすドタバタ。初めてのライブツアー終了まで。
ミス・モノクローム(cv堀江由衣)、マネオ(cv藤原啓治)、ルーちゃん(cv神谷浩史)、紺野やよい(cv阿澄佳奈)、マナ(cv神田朱未)、KIKUKO(cv井上喜久子)など。
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秋葉原にて。
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○ 3期3話。電池を逆に入れるとミスター・モノクローム(cv櫻井孝宏)になり、もっと後ろへ、と引っ込み思案になると。そこが女子に受けて大人気。恥ずかしくて地面に潜ってどこまでも行ってしまうとは・・・何故か電池を入れ替えて、もっと前へ、のミス・モノクロームが戻ってきました。
○ 3期6話。海は塩水だからダメだけど、何故か温泉は大丈夫なモノクローム。
○ 3期12話。雪山で遭難しても暖かいということで、大ヒットしたモノクローム着ぐるみ。いや、ありえないでしょ(笑)。あの大きな着ぐるみでは動きにくいでしょ(笑)。
◎「影鰐 -KAGEWANI-」(全13話、10分枠)
総合評価3点(5点満点)
脚本は「闇芝居」と同じ熊本浩武さん、監督の高嶋友也さんは「闇芝居」にも演出などで大きく関わっていたり。「闇芝居」よりは絵に動きがありますね。これの方が絵もおどろおどろしいですが、つくりは似ています。
ジワジワとくる恐怖感は、これの方が強いです。
生物学者の番場宗介(ばんば そうすけ)(cv杉田智和)、製薬会社の木村雅貴(cv置鮎龍太郎)など。
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○ 7話。影鰐の正体らしきものもだいぶ明らかになりました。校庭の地面からワニの口のような奇獣が出てきて、動くものを襲うと。じっとしていれば、あるいは地面から離れれば、しばらくは大丈夫ですが、いずれ怪しまれて近くにやってくるため安心はできないので、建物の上など地面からかなり離れたところに逃げて助かると。
特に答えはなく、ジワジワとくる恐怖です。
○ 10話。昔々、海から影鰐がやってきて村の全滅が続いていて、大陸からやってきた謎の少女(cv広橋涼)が自分達が作り出したようなものだと言って影鰐の退治をすると。
危機一髪、退治に成功。
○ 12話。影鰐は敵を倒すために人間が作り、敵を倒したものの、自分達も食われ、互いに全滅したものだと。自業自得ってやつですか。
ここから、いくらでも教訓を引き出すことができますね。そういうアニメなのかは分かりませんが。
○ 13話。番場は影鰐に憑りつかれていて、今は何とかコントロールできて正気を保っていますが、できなくなったら殺すと言う、10話の謎の少女と同一人物と思われる謎の老女(cv斉藤貴美子)。
一段落ですが、影鰐がいなくなったわけではないですし、それを作った人間の心がなくなったわけではないですし。
【shin】