思い付きブログ

バディコンプレックス、プピポー感想。カップリングするガンダムvs謎の生物ポーちゃん

 2014年冬アニメの感想の続きです。

 関連するものをまとめて載せることもありますが、まるで関係ないもの、適当にまとめて載せることもあります。
 この2つをまとめて載せたのは、後者の代表例です(笑)。

◎「バディ・コンプレックス」(全13話)

○ イロイロと1stガンダムでしたね。

 自由条約連合軍の軍服、ヴァリアンサー(人型機動兵器)のデザイン、連合軍と大ゾギリア共和国軍の対決の構図、連合軍のホワイトベースみたいな新造艦のシグナスを敵は高く評価しているのに味方の評価は低いとかの位置付け、普通の高校生の渡瀬青葉(cv松岡禎丞)がいきなりエースパイロットになるところ、シグナス艦長の倉光源吾(cv速水奨)は中年で経験があることもあってかガンダムよりかなり優秀ですが頼りなさげで副官が女性(レーネ・クラインベック(cv藤村歩))でしっかりしているところ、波動砲みたいなガラプーシカ(巨大ネクター砲)をゾギリアが撃って連合軍が大損害をこうむる等々。

 まあ、似たようなところが多いアニメは珍しくはないので、軍服もヴァリアンサーも似せることによって開き直ったといったところでしょうか。逆にその方が清々しいですが。


○ 相性の合う2人が操縦するヴァリアンサーがカップリングするとやたらと強くなるシステムや、青葉が過去から未来へ行って巻き込まれたり、弓原雛/ヒナ・リャザン(cv早見沙織)が青葉を守るために何度も過去と未来を行き来することになるというのは、1stガンダムとは全く異なりますが。
 青葉のベストのカップリング相手の隼鷹・ディオ・ウェインバーグ(cv内山昂輝)とフロム・ヴァンタレイ(cv梶裕貴)。



 ところで、今期は雛/ヒナや青葉がそれに気付くまでの物語なので、青葉と敵軍に所属するヒナとのすれ違いと、ヴァリアンサーで戦いながらも、ヒナと同じゾギリア軍でヒナを好きで、まるでギャグのように「俺のヒナ」と狂気的に五月蠅いビゾン・ジェラフィル(cv櫻井孝宏)との三角関係が主の物語。
 ビゾンとヒナ。


 最後は青葉と雛/ヒナがカップリングして取り敢えず目出度し目出度しですが、青葉に気がありそうな奈須まゆか(cv花澤香菜)はどうするのだだろう?。
 2人の間に入り込む隙があるようには思えないところです。
 青葉と雛。


 まゆか と青葉。



 2クール続くかと思ったら、1stガンダム劇場版3部作で言うと最初の1つ目で話が終わり。死んだかと思ったビゾンは憎しみを強くして元気でしたし、物語も途中ですし、2期があるのかな?

 パロディとして見れば楽しめるのでは。


○ さて、エンディング曲はChouchoの「あの空に還る未来で」(詞:こだまさおり、曲:矢鴇つかさ(Arte Refact))。せつなげな歌で、このアニメの雰囲気を良い感じに引き締めています。

 この曲が無かったら、(特に三角関係の部分が、)少し間抜けなアニメに思えたかも。



◎「プピポー!」(全15話)

○ 5分枠?7分枠?。
 幽霊が見える霊感体質に苦しむ姫路若葉(cv佐々木詩帆)のところにやってきた、「プピポー」と話す謎の生物のポーちゃん。
 若葉は学校でも暗く、浮いていて(沈んでいて?)、後ろ向きで悩んでばかり。


 コメディはありつつも少ないですが、全体としてまずまずでしたが、短いだけにそこに焦点を絞ってちゃんと描いていたのは良かったです。


○ ポーちゃん(cv森千早都)は大人になった若葉の赤ちゃんで、生まれる前に死んだのかな?。15話の絵からするとそんな感じ。

 ポーちゃんは霊感体質に苦しむ若葉を助けるために霊界から来たのですが、ポーちゃんや霊感体質に悩む同級生の結城直哉(cv大塚琴美)との関わりの中で、若葉も周囲に馴染めるように変わっていったのですが、タマタマ悩みを共有できる同級生がいたり、タマタマ若葉に関心を持つ東礼子(cv後藤麻衣)という友達がいたり、偶然も大きい感じ。それが若葉が変わることを促進したという、両面があるところ。

 現実世界でも、友達や出会いという環境、つまり偶然がないと苦しみから抜けにくいのでしょう。



○ さて、15話、霊感体質を消すときに、ポーちゃんに若葉が、大人になったら会おうと言っていることから、ポーちゃんが輪廻転生して若葉の別の赤ちゃんとして生まれるのでしょう。

 若葉の、控えめながら前向きな笑顔が良かったです。


【shin】


◎2014年11月29日追記。

バディ・コンプレックス完結編 -あの空に還る未来で-」感想。

9月末に2話連続で放送されたもの。スピーディーなこともあって、まあまあかな。


○ 1stガンダムのように宇宙での決戦。ヒナをものにしたい20歳のビゾンが70年前に飛ばされて70年後、90歳になったのに復讐に燃え、ウザい。「ヒナ」とか「渡瀬青葉」と絶叫してウザい。

でも最後では、元の70年前の世界で青葉と雛は大学の同級生として再会し、互いの記憶はないものの惹かれるものはあってというハッピーエンドで。


○ ビゾンが大ゾギリア共和国で起したクーデターも、それに対する再クーデターも、ごく簡単な説明があっただけで少し簡単に起きた気はしましたが、全体として物語を絞って早めに物語を進めたものの、必要な点は描かれていましたし、物語の展開もバトルも(1stガンダムを思い出しながら、)悪くはなかったですし、ビゾンのウザさもあそこまで徹底されると逆の意味で笑えましたし。

それにしてもED曲のとき、青葉を好きな まゆか が結婚式のブーケトスでブーケを手にしましたが、お相手は?。
花びらのいくつかが風に乗って上空(青葉と雛が消えた方向なのか?)に向かって飛んでいきましたが、青葉への思いを断ち切れず、性格が180度変わって、ビゾンのように復讐の鬼になるとか(笑)。


【shin】
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