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「PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1 罪と罰」感想

【ネタバレ】

◎「PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1 罪と罰」


総合評価4点(5点満点)

2019年1月25日公開、ストーリー原案・監督:塩谷直義、脚本:吉上亮、60分。

宜野座伸元(cv野島健児)、霜月美佳(cv佐倉綾音)、
夜坂泉(cv弓場沙織)、久々利武弥(cv平井祥恵)、
辻飼姜香(cv岡寛恵)、松来ロジオン(cv小山力也)、玄沢愛子(cv斉藤貴美子)、能登耕二(cv多田野曜平)、
烏間明(cv中川慶一)、
常守朱(cv花澤香菜)、須郷徹平(cv東地宏樹)、雛河翔(cv櫻井孝宏)、六合塚弥生(cv伊藤静)、唐之杜志恩(cv沢城みゆき)、禾生壌宗(cv榊原良子)など。

HPから。
「2117年冬、公安局ビルに一台の暴走車両が突入する事件が発生。その運転手は青森にある潜在犯隔離施設〈サンクチュアリ〉の心理カウンセラー・夜坂泉だった。しかし取調べ直前に夜坂の即時送還が決定する。 監視官の霜月美佳は、執行官・宜野座伸元らとともに夜坂送還のため青森へ向かう。 そこで待っていたのは、〈偽りの楽園〉だった。」

宜野座と霜月がメインで、全体として良かったです。
朱の出番が少なかったのは仕方ないとして、気になる点を以下に。


○ 霜月が少しおバカに見えても実は賢いわけですが、そもそも優秀でないと監視官にはなれないので、賢いけれど(朱のように)硬くない、といったところでしょうか。

全体としてシリアスなので、霜月の少しのコミカルさでバランスをとったのでしょう。佐倉さんはおバカキャラを多く演じていますけれど、それも含めて、このくらいのおバカさなら丁度よいスパイスかと思います。


○ 青森のサンクチュアリでのバトルで宜野座が、ロジオンに叩きつけられたり、高いところから落ちたりしましたが、あれで死なないどころか、たいした怪我もせずに元気に戦っているという謎。
まあ、そういう設定ということで。


○ 「犯罪」の裏にシビュラシステムあり、といったところですが、サイコパスはもとよりそういう傾向が少しはありましたが、本作は明確にそんな物語でした。
法で裁けない/裁きにくい、事実を明らかにすれば混乱するだけでマイナスばかり、といったことをシビュラシステムが裏で解決している、といったところです。

(公安局の監視官の)朱や霜月がそれに乗っているわけではありませんが、結果として黙認はしています。現時点では仕方がない、と考えているといったところです。
そういうエピソードがあっても良いですが(シリーズを続けて行けば延長上に出てくるエピソードとしては自然な流れです。)、そういう物語で終わるようでは、TV版(特に1期)の面白さが半減すると思います。


本作は3部作の1作目なので(物語としての区切りは本作でついている。)、残り2作に期待です。
というか、3部作で終わるのかは知りませんが、3部作か3部作後のTVシリーズか劇場版で終わりにした方がまとまりが良いのでは。シビュラシステムの扱いについて結論を出そうと、結論を出さずに視聴者に考えさせることでもかまわないです。


○ 新宿マルイアネックスにて。



【shin】
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