思い付きブログ

緋色の欠片、神様はじめました の感想。女子向けアニメ

 2012年秋アニメの感想の続きです。

◎「緋色の欠片 第二章」

 緋色は「鮮やかな赤色」だそうですが、鮮やかというより、やや抑えた赤、やや渋めの赤が目立つアニメでした。


 オープニングはモミジの赤が多く、少しばかりの彼岸花の赤も。やや渋い色調の赤なのに、光の具合なのでしょう、眼にまぶしく鮮やかに見える赤が、セツナイ曲とアニメ本編に合っています。
 秋らしい赤、熱い思いを表す赤です。


 因みに、オープニング曲は、今春の一章に続き、藤田麻衣子さんで「高鳴る」。一章の「ねぇ」の方がキャッチーなメロディで親しみやすく、裏声が気に入りましたが、「高鳴る」は秋らしく落ち着きのあるメロディで、これもなかなかです。
 藤田さんのセツナイ歌詞と曲と声が、アニメに合っています。


 さて、玉依姫(たまよりひめ)である珠紀(cv三宅麻理恵)を守る美少年の守護者達の話、珠紀が玉依姫としての運命を受け入れるまでの覚悟の話であって、
 封印された刀である「鬼斬丸」(おにきりまる)をめぐる争いであって、
 そして運命を乗り越える玉紀と守護者達の話であって、

 それらが、

 掛け布団のモミジ柄の渋い赤とか、
 玉紀の制服の暗めの赤とか、
 守護者達の制服からわずかに見える暗めの赤とか、
 モミジのやや渋めの赤とか、
 血のやや渋めの赤とか、
 恋の赤とか、
 思いの赤とか、
 多々出てくる様々な小物の暗めの赤とか、
 最終話のラストシーンとかのやや抑えた赤だけれども、抑えているのに明るく鮮やかな夕陽の赤とか、

 赤のまぶしさの中で熱く、セツナク繰り広げられる青春の恋と戦い。いい雰囲気のアニメでした。


 話自体はどうってことないのですが、女子向けなので女子は好みの話なのかもしれませんが、いい雰囲気のアニメでした。



◎「神様はじめました」

 ラブコメ。
 父がギャンブルで借金を重ねて失踪し、家も失い、一人ぼっちになった奈々生(cv三森すずこ)はホームレス女子高生。
 犬に追われた土地神のミカゲ(cv石田彰)を助けたら土地神にさせられ、神社で神使(神の召使のアヤカシ)の巴衛(cv立花慎之介)らと暮らすことに。


 人間とアヤカシのドタバタしたラブコメですが、喧嘩したり仲直りしたりの特筆することもなくいろいろと普通に起きるラブコメですが、ツンデレな巴衛と素直になれない奈々生ですが、それなりに楽しめました。

 異文化交流ってやつですね。
 でも、特に書くことも無く。


 オープニング曲「神様はじめました」(詞曲・真部修一、歌・ハナエ)の「ねえ神様、悪い子になりたいよ。いい子にしてるから。お願いだよ。」は、さりげない、ややささやくような歌い方もあって、良かったです。
 こういう歌詞のようなことは子供が言うことですが、アンビバレントな感情、良いです。


【shin】
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