2019年12月12日、理事長・副理事長と韓国の蔚山(ウルサン)広域市にある
イソン療養病院を訪問しました。
病院長であるソン・ドクヒョン先生は、2011年8月に当院へ一度視察にお越しいただいています。
日本の介護保険制度や高齢者ケアへの関心が非常に高く、
2019年7月には斉藤理事長が韓国に招かれ「地域における病院の役割」について講演を行っています。
ソン先生は、私たちのグループの「老人にも明日がある」という設立理念や、
病院が地域と共にあるという姿勢に深く共感され、「そのマインドと実践を伝えてほしい」
「病院間での情報交流を深めたい」との思いから、今回イソン療養病院へご招待いただきました。
イソン療養病院がある蔚山は、韓国の南東部(釜山市より北に70km)に位置する人口110万の広域市で、
自動車業を中心とした工業都市と農村の複合都市です。
病院は蔚山の市街地からはやや離れた地域にあり、周辺は山や畑に囲まれた田園風景が広がり、
この田園風景にはとても親近感を持ちました(笑)
<病院へ向かう車窓より>
病院に到着すると、ソン病院長をはじめ、多くのスタッフの方々から盛大な歓迎にびっくり!
素晴らしいおもてなしに感動しました☆
~スケジュール~
❏斉藤理事長の講演「地域包括ケアを推進するために~私たちグループの取り組み~」
❏病院見学
❏リハビリ研究会 (①イソン療養病院から発表 ②かすみケアグループから発表 ③討論)
理事長の講演と施設見学のあとに行われた「リハビリ研究会」では、
日本と韓国のリハビリテーションの取り組みについて、通訳を介してそれぞれの立場から発表しました。
とても緊張しましたが、日本でも勉強されていたユン・ジェホさんの通訳に助けられました💦
<理事長の講演とリハビリ研究会の様子>
イソン療養病院は、9つの病棟(緩和ケア病棟あり)からなる423床の病院です。
全ての入院患者さんにリハビリテーションを提供され、リハビリテーションという考え方を大事にされています。
また、地域に必要とされる外来機能も備えていて、特に歯科治療や摂食機能療法は積極的に行われているそうです。
「地域」「利用者・患者さん」のために必要なことを考え、実践し、継続することを大事されていて、
まさに私たちと同じマインドだと強く感じました!
<病院内のカフェテリア> <リハビリテーション室>
まだまだ素晴らしいところがたくさんありますが、ブログ内では伝えきれません!
貴重な経験をさせて頂いたことを感謝いたします。
今後もイソン療養病院との交流を深め、お互い切磋琢磨していきたいと思います☆
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