蟲つれづれ

新吉の周りには、いつもぴかぴかの宝ものがいました。
その蟲達への思い出をつれづれと・・・

マナーの影に

2015年08月03日 10時10分00秒 | Weblog
名前など必要ないのに、人間が俺に勝手に名前を付けた。
それも、ウ○コ虫「フン虫…」そのうえ古語で便所「雪隠(せっちん)」に由来する
「センチコガネ」だ…どう思う?
確かに糞を食べるが、樹液や果物だってキノコだって食べるのにな…

マグソ(馬のくそ)コガネと名付けられた仲間もいる。
綺麗な仲間は、「ルリセンチ」とか「ミドリセンチ」とか「ムネアカセンチ」なんだと。
ダイコクコガネとかエンマコガネとかツノコガネとか、かっこいい名前にして欲しかったのに…
俺のポジション、フン虫の中のセンチコガネって「ウ○コ」まみれじゃないかー。

今では牛も馬も人々が遠くに追いやってしまい、俺たちはほとんど限られた場所にしかいない。

ーエジプトでは神様として尊敬されていたー
ドクターの話しだから本当だろうが、この日本では想像出来ないな。
でも俺たちは、ペットの糞を餌にして、まあ滅びることはないと思うが

最近は心無しか道ばたに犬の糞が減ってきた気がする。
糞は持ち帰ってトイレに流すんだと、ご苦労なこった。

もうこの世に俺たちは必要ないんだとさ。


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