ウチワヤンマのヤゴは。日本一美しいヤゴに間違いない。
見事な黄緑色だ、黒がまたぐっと引き締めている。
貴重だった「サラサヤンマ」のヤゴでさえ今ではちらほら見つかるようになった。
しかしである、このヤゴは今でもなかなかお目にかかれない。
広いそして深いため池の最深部にいるからだ。
想像すればいい、大きな池の中心へボートで行って潜水して探す事を…
したがって羽化前の限られた時期に岸にやってくるのを待つしかないのである。
そのため未だに不明な点が多々ある。
このヤゴは水中を絶えず泳ぎ回る。おそらく酸素の少ない泥の中に潜むからだろう
この特異な角張った身体はついた泥をそぎやすいのだろう。
画像は終令で羽化マークもでていない、このまま越冬するのだろう。
飼育してわかった事をもうひとついうと羽化までは3年かかる。
でもこのヤゴはやっぱり美しい。
ただひとつ、泥の中では不要なサングラスが怖いが…
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます