
カメムシというムシは非常に変わっている仲間だ
夏の盛りのせみや農家の敵、ウンカやヨコバイ、地方ではホタルの卵と思われているアワフキムシ、水の上の
アメンボや水面のマツモムシ、水中のタガメやタイコウチなどもそうだ
彼らには蛹の時期が無い、最後の脱皮で羽が伸びて成虫になるのだがここで不思議な事がある
この画像は日本一美しい「ニシキキンカメ」というカメムシだが、最後の脱皮を終えた身体は真っ赤なのである
サシガメの仲間やその他のキンカメムシの仲間も同様に、まったく異なる色で脱皮し次第に色づいていく…
カブトムシは白い羽で生まれ、次第に濃い色になる、チョウは既に羽が色づいたままで羽化する
「ニシキキンカメ」の複雑な色が次第に浮き出てくる仕組みが不思議と言いようが無い

科学者は説明出来ない事は否定するのが常だ
念力でもUFOでも霊でもなく、カメムシが複雑な色を短時間で発色するのは事実なのである
ハエだかハチだか定かではないが、航空力学的には絶対飛行不可能な昆虫もいるのである
科学とは浅はかな人間でも説明出来る、たった一握りの範疇にしかないのだろう…
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