シンさん勝手気ままに…

趣味や郷土、大事な猫達との日々を勝手に気ままに…

2022/12/29

2022-12-29 17:21:01 | 日記
本日年内最後の休日…明日から4日まで仕事です…

てな訳で、今日は、昼間からこんな感じ


チラホラと雪が舞い出したので、吉さん聴きながら、一人酒(笑)

しかしながら…ただ飲んでるだけてはないんです。


チビリチビリとやりながら、左手では要返しって扇の基本技の繰り返し。

本来は…左の要返しは、限られた場面でしか使わないんですが、そんな時にも遜色ない様に普段からの稽古は必須。

と、やってる間に…昼寝から目覚めた、こやつら登場

只今より、大運動会開催でございます…





































津軽恋女

2022-12-28 03:36:11 | 日記
猫はコタツで丸くなる…
うちでは


ヒーターの前で伸びてる奴と…


丸い猫がコタツの上でオヤツのおねだり…
遮られたモニターの中では、なすすべなくボゴボコにされた私の分身が横たわってます…

今年もあとわずか、やっと始めた振り付け。

選んだのは

新沼謙治さん「津軽恋女」

この曲、個人的に演歌で最も美しいメロディーだと思っております。

てのは、雪が降り出す瞬間?の空気感と不規則にチラホラ舞い降りてくる雪
この瞬間の風景がもの凄く好きなんです(笑)

雲の中で氷晶が雪になりながら降り出す瞬間の「音」が聞こえるとしたら…
こういう音だろうなと思うイントロと、寂しく儚げながら郷愁を誘うようなメロディーと歌詞。

演歌はメロディーが単調だからつまらないと言われますが…
複雑に組み合わせた音より、単調だからこそ表現できるものもあると思うんでよね…

津軽恋女は、そういう曲ではないかと?

喜久川もさることながら、何度となく、様々な流派の振り付けを見てきた曲ですが…

今度は私の記憶にある、最も美しく素朴な雪景色を自分の振り付けで表現しようと、試行錯誤の真っ最中です。


























祝い唄

2022-12-22 08:42:58 | 日記
出勤前
「民謡をどうぞ うだっこフェス」
って番組を見おりました。
ラジオ番組の3000回記念だそうで、司会が何故か…
キスマイの横尾君。
民謡番組にジャニーズを引っ張り出すNHK仙台恐るべし(笑)

私の幼い頃は、盆踊りには、大漁唄い込み、相馬盆唄、何かしらお祝いの席となると、 さんさ時雨なんてのが、必ず歌われ踊られたんですけど、最近はほとんど耳にしません…

この宮城を代表する祝い歌のさんさ時雨、喜久川流では師範は習得必須。
県内外、民謡歌手、舞踊家の方々から絶賛される家元の誇りのような曲で、基礎をしっかりこなさないと、ガタガタな踊りになるため、教える立場として、何を、どこをどうすればよいか…ってのが詰め込まれている、いわば喜久川の真髄というか…奥義のようなもの。

只今、私も必死に稽古中なんですが、改めて聴くと民謡家の方々の声量には度肝を抜かれます!

舞台なんかで御本人方に聞くと、JPOPや演歌を歌う時とは発声方が違うらしいんですが…いい方は悪いかもしれませんが人外としかいいようがない(笑)

細川たかしさんの「津軽山唄」なんかは…
異世界にいるような感覚崩壊を起こすくらい凄いんです。

日本全国津々浦々、その地域の数だけある民謡。
祝い歌くらいは、長く後世に残って欲しいなと思います。





思いがけない休み

2022-12-21 03:13:22 | 日記
昨日…帰宅すると、仕事が休みの奥さんは余裕しゃくしゃくで音楽鑑賞中。

部屋中に嘉門達夫「なごり寿司」が流れる中

家元から連絡が。

曾孫ちゃんが保育園で感染、一家全員濃厚接触者になったのだとか…

そんなこんなで、年内全教室は稽古中止に、思いもかけない稽古納めとなりました。

まだちっちゃい曾孫ちゃん…早く回復してくれるのを祈るばかり…

話しを聞いていた奥さんも心配顔ではあったものの…

手にしたスマホからは

♪緑の中を走り抜けてく バッタがおるでぇ〜♪

なんとも絞まらない家である…

しかし…なごり寿司って…職人技の域にある曲だよなぁ…
























喜久川の舞 3

2022-12-18 05:34:09 | 日記
さて…およそ5時間に及ぶ発表会
第3部は、家元の大トリまで、師範総出のたたみかけ!
それぞれ最も力を入れてきた演目が並びます。

喜久川の舞 3は、私の踊り
谷村新司さん「群青」
冗談話しから生まれた大作(笑)

喜久川流は振りはもとより、感情表現を大事にします。
この「群青」は、感情表現を徹底的に追求した演目。
舞踊と言うよりは歌劇??

故に振りがほとんどありません
が、動きや所作には日本舞踊の基礎技術をしっかり使う…異常に難しい曲(笑)

約7分くらいの長〜い曲なんですが、泣いたり、老いたり、倒れたり…

家元の指示は、ステージいっぱいに使って芝居してこい。

とにかく曲の悲哀を伝えるのに必死な私…

最後は舞台に倒れ伏して終わるんですが…
客席が一瞬静まり返ってからの鳴り止まない喝采。

舞台袖で見ていた家元は…
してやったり!のニタリ顔で…
「お前がやれば、こうなると思った」
と、ご満悦でしたが…

こんな難しい曲、誰もやらねぇよ…