出勤前
「民謡をどうぞ うだっこフェス」
って番組を見おりました。
ラジオ番組の3000回記念だそうで、司会が何故か…
キスマイの横尾君。
民謡番組にジャニーズを引っ張り出すNHK仙台恐るべし(笑)
私の幼い頃は、盆踊りには、大漁唄い込み、相馬盆唄、何かしらお祝いの席となると、 さんさ時雨なんてのが、必ず歌われ踊られたんですけど、最近はほとんど耳にしません…
この宮城を代表する祝い歌のさんさ時雨、喜久川流では師範は習得必須。
県内外、民謡歌手、舞踊家の方々から絶賛される家元の誇りのような曲で、基礎をしっかりこなさないと、ガタガタな踊りになるため、教える立場として、何を、どこをどうすればよいか…ってのが詰め込まれている、いわば喜久川の真髄というか…奥義のようなもの。
只今、私も必死に稽古中なんですが、改めて聴くと民謡家の方々の声量には度肝を抜かれます!
舞台なんかで御本人方に聞くと、JPOPや演歌を歌う時とは発声方が違うらしいんですが…いい方は悪いかもしれませんが人外としかいいようがない(笑)
細川たかしさんの「津軽山唄」なんかは…
異世界にいるような感覚崩壊を起こすくらい凄いんです。
日本全国津々浦々、その地域の数だけある民謡。
祝い歌くらいは、長く後世に残って欲しいなと思います。