最近の政治情勢を眺めて感じることなど

タイトルそのまま「最近の政治情勢を眺めて感じること」など書き連ねています。右寄り中道。

石破茂氏のネバネバ論述極まれり⇒自民党総裁選後『解散総選挙』どうする?という質問にさえ曖昧模糊な『石破構文返し』

2024-09-26 15:01:04 | 日記

▼石破氏が総裁選においても独特の「石破構文」「ねばねば」論法を存分に発揮している

来る総裁選に出馬した石破茂氏。なにか意見を求められても「~議論せねば」という評論家のようなことをいうばかりで持論や具体策をなかなか口にしてくれません。総裁選候補者として各方面で露出が増えているせいか、石破氏のこういったいわゆる「ネバネバ」論法への嫌悪感がネット民の間で増幅しているようです。

とうとう「石破構文」なる言葉が爆誕


(悪い意味で)話題沸騰の「石破構文」…総裁選の期間だけでもこんなにたくさんのエピソードが拾えます↓↓↓

▼『解散総選挙の時期』を聞かれノラリクラリとボケた回答

9月14日の時点では、「すぐ解散しますという言い方はしません」と断定を回避した石破氏。 そうかといって「すぐには解散しません」というわけではないようです。

 14日に行われた自民党総裁選の討論会で、石破茂元幹事長は衆院解散・総選挙の時期について「すぐ解散しますという言い方はしません」と述べた。首相就任後に一問一答でやりとりする国会での予算委員会の質疑が必要だとの認識を示し、「国民の判断は厳粛に受けなければならない。判断いただける材料を提供するのは政府・与党の責任だ」と語った。  これに対し小泉進次郎元環境相は「できる限り早期に解散する」と繰り返した。「判断材料がないというのは全く当たらない。史上最長の総裁選だ」と反論した。

≪引用≫石破氏「すぐ衆院解散との言い方しない」 小泉氏は「早期に」 | 毎日新聞

総裁選間近になってもその曖昧さは相変わらずの様子。  

 「なるべく早くやるべきだ」と早期解散する意志を匂わせつつも「与党の都合で解散する」と批判的。

 そして 「どういう議論をするかは野党のある話なんです」と絶妙にボヤかしてばかり

石破元幹事長: これも与党の都合だけで解散する。そういうものかもしれないけど、どういう議論をするかは野党のある話なんです。新しい体制で話してなるべく早くやるべきだ。
≪引用≫自民党総裁選リードする石破氏・高市氏・小泉氏が早期解散に前向きな考え示す 9候補者がBSフジプライムニュースで論戦|FNNプライムオンライン

▼「アジア版NATO」なる構想を打ち出すも、中身については実は空っぽ

「アジア版NATO」なる構想を打ち上げた石破氏。 ところが、集団的自衛権に関しては持論がないのかまたはあっても言わないのか、ただ「これから議論が必要」と答えるのみでした。

この石破氏の体たらくを産経新聞は『鳩山政権の東アジア共同体構想と大差なし』と厳しく指摘しています。

9人の候補が論戦に臨んだ14日の日本記者クラブ主催の自民党総裁選討論会では、有力候補とされる石破茂元幹事長と小泉進次郎元環境相の政策や言葉の曖昧さが目立っていた。例えば、石破氏が提唱するアジアにおける集団安全保障体制「アジア版NATO」の創設について、茂木敏充幹事長からこんな問いかけがあった。 「集団的安全保障、自衛権の全面的な行使は、憲法との関係でどうなるのか。アジアは多様な価値観、体制の国々から構成されている。お互いを守るために、相手国に武力を派遣するほど関係が成熟しているのか。シンガポールがタイが、インドが入るのか、具体的にどの国が入るのか」 誰しも疑問に思うところである。これに対し、安全保障の専門家を自任し、平成20年の初出馬以来、総裁選に5度目の挑戦となる石破氏がどう答えるかに注目したが、以下の回答には正直、拍子抜けした。 「まさしくご指摘の点を、これから議論を詰めたい。理論的には可能だし、いろんな環境が似た国同士からまず始め、中国を最初から排除するということを念頭に置いているわけではない」 これでは、民主党政権で鳩山由紀夫首相が唱えたが、外務省幹部を含めて誰も中身を把握していなかった東アジア共同体構想と大差ない。
≪引用≫石破氏と小泉氏、目立った言葉や政策の曖昧さ  阿比留瑠比の自民党総裁選討論会観戦記 - 産経ニュース

▼「食料自給率を上げる具体的な取組」を問われ長々と問題点を語るも解決案なし

長々と語ってようやく最後に提示してくれた“取り組み“らしい”取り組み”はコレ↓↓

『1つ1つどうやって自給率上げていくかってことは、産物 ごとに品目ごとにきちんと見ていって上げてまいります』(←見ていくだけ?)

▼意見を述べる場なら視聴者を煙に巻くことはできるかもしれないが、討論の場では弱点しかならない「石破構文」

①「原発」に関し総裁選当初の矛盾した発言を小林氏にツッコまれた石破氏。

石破氏の答え「311を教訓にしなければならない」

ネット民「答えになってない…」

 

②「女系天皇」の是非を問われるや…延々「議論しなければ」という主張を展開して結局結論を出さず

▼「石破総理」が誕生したらこの手の語りを日々聞かされるようになるのか?ネット民「それだけは勘弁」

自身の政局観のなさや決断力のなさをノラリクラリごまかし続けている石破氏。

まったくもって、総理の器ではないことは多くの国民がすでに見抜いているのではないでしょうか


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【自民党総裁選】個性の強い候補者が続々名乗りを上げる中…総理大臣に適してるのは加藤勝信氏なのかも

2024-09-06 16:26:21 | 時事ネタ

▼9月10日に元官房長官・加藤勝信氏が自民党総裁選出馬を正式表明する予定

きたる自民党総裁選に向けてかねてより出馬意欲を示していた加藤氏。

いよいよ正式に出馬表明を行うそうです。

自民党の加藤勝信元官房長官(68)は、自民総裁選(9月12日告示、27日投開票)で「ニッポン総活躍プラン」を掲げ、所得の倍増や賃上げ、国内投資の促進を公約として打ち出す意向を固めた。5日には立候補に必要な国会議員の推薦人20人の確保にめどをつけ、10日午前に出馬表明と政策発表の記者会見を行う予定だ。加藤氏は、給食費・子供の医療費・出産費の負担ゼロを訴える。派閥パーティー収入不記載事件を受けた政策活動費の上限設定・使途公開も含む政治資金改革について、今年度内の法制化も目指す方向だ。
明治天皇が神前に誓う形で発布された新政府の方針「五箇条の御誓文」に学ぶ加藤氏自身の「五つの大原則」も打ち出す。
《引用》<独自>自民・加藤勝信氏、総裁選公約に所得倍増や給食費など負担ゼロ 10日出馬表明へ - 産経ニュース

知名度抜群の候補者が居並ぶ中ではいま一つ地味な印象は否めない加藤氏。

とはいえ、これまでの実績を見れば、総裁選立候補に十分値する人物であることがわかります。


▼改めてみると『厚労相』や『官房長官』など数々の要職を歴任してきた加藤氏のツワモノ感

加藤氏は衆院岡山5区選出で、平成15年初当選。第2次安倍晋三政権で官房副長官や厚生労働相などを歴任し、菅義偉政権では官房長官に登用された。岸田文雄政権でも厚労相に就き、現在は党の拉致問題対策本部長を務めている。
《引用》<独自>自民・加藤勝信氏、総裁選公約に所得倍増や給食費など負担ゼロ 10日出馬表明へ - 産経ニュース


▼『拉致問題』にも深く関わってきた⇒立場や官職が変わっても継続

2015年の初入閣で拉致問題担当した加藤氏ですが、立場が変わった後もずっとこの問題に携わっていました。



今年2024年には「北朝鮮による拉致問題対策本部」の常任顧問へ就任しています。

自民党は14日の総務会で、拉致問題対策本部長に加藤勝信元官房長官をあてる人事を了承した。加藤氏は令和2~3年(2020~2021年)の官房長官在任中、拉致問題担当相を兼務した
《引用》自民党の拉致問題対策本部長に加藤勝信元官房長官 - 産経ニュース



▼経済政策の柱に掲げているのは『経済の持続的成長」

「ニッポン総活躍プラン」として所得の倍増や賃上げ、国内投資の促進を掲げている加藤氏。

具体的な政策は出馬表明の会見で明かされるようです。

8月20日に行われたインタビューで加藤氏が掲げる経済政策の一端を知ることができます。

大筋としては次のように考えているようです。
・物価や金利上昇を前提とした経済政策が必要
・物価と賃金の好循環のために金利のある経済に向かうことが必要
・日銀は急激な負荷とならないべく「丁寧な対応」が必要

自民党総裁選挙への立候補に意欲を示す加藤勝信元官房長官は、「経済の持続的成長」を政策の柱に据え、物価や金利上昇を前提とした経済政策を進めていく必要があるとの考えを示した。
  加藤氏は20日のインタビューで、日本経済は「物価や金利が動かなかったことでいろんな構造的ゆがみ」を作ってきたが、日本銀行が2回の利上げを行うなど「今やっと動かせるようになってきた」と指摘。6月は実質賃金が27カ月ぶりにプラスとなったが、物価と賃金の好循環が続くためには金利のある経済に向かわねばならないことは「明らかだ」と述べた。
(中略)
加藤氏は、日銀が異次元の金融緩和を導入した安倍晋三政権で官房副長官や厚生労働相、菅義偉政権では官房長官を務めた。日本経済の現状に関しては「まだ健康体とは言い切れない」と指摘。追加利上げに関しては「将来において目指すべきもの」としながらも、日銀には経済へ急激に負荷をかけることのない「丁寧な対応」をとるよう求めた。

  また、労働力不足の中、生産性を上げる投資を徹底的に行うことで転換期にある経済の「流れを強めていける」とも指摘した。

《引用》物価・金利の上昇する経済へ、持続的成長を目指す-加藤元官房長官 - Bloomberg

▼党内では派閥をこえて人望を集めている模様

能力の高さもさることながら、その風貌から温厚ぶりも滲み出ている加藤氏。

党内でも派閥を超えてしっかり人望を集めているようです。

世論調査の数字が低くても「ポスト岸田」の1人として加藤氏の名前が上がり続ける理由の1つに、清和研(安倍派)と志公会(麻生派)という、党内の2大派閥が、「加藤支持」でまとまる可能性がある、という点も大きかった。加藤氏は安倍元総理と近く、麻生副総裁も加藤氏を高く評価しているからだ。また、当選同期の萩生田前政調会長(安倍派)、武田元総務会長(二階派)と定期的に会合をもち、彼らからも「ポスト岸田」の一人として一目置かれる存在となっている。
《引用》“ポスト岸田”の「志ある」密かに燃える加藤勝信氏 「幸運の女神の前髪掴む」【「ポスト岸田」候補の素顔】 | TBS NEWS DIG



「党内に敵なし」

9月に行われる見込みの自民党総裁選レースで、加藤勝信元官房長官が急浮上している。温厚な性格から党内の敵はほとんどおらず、国会議員票で「最大公約数」になり得るのが強みだ。
(中略)
加藤氏の強みは「乗りやすい」ことだ。安倍晋三元首相に厚遇され、後継首相の菅氏からも答弁や政策能力を買われ、女房役の官房長官に抜擢された。
解散を決めた安倍派の若手は「勝信さんなら安倍派もまとまれる」と強調。安倍政権をともに支えた麻生太郎副総裁との関係も悪くない。菅・武田両氏と麻生氏という折り合いの悪い双方と気脈を通じる、まれな存在といえる。

《引用》加藤勝信氏、自民総裁選レースで急浮上 「最大公約数」も知名度低く選挙の顔には? - 産経ニュース


▼娘さんの勧めで始めた動画配信「かつのぶフレーム」もネット民の間で好評

加藤氏の独特な動画がクセになっているネット民が続出…


「かつのぶフレーム」とは、加藤氏がSNSで投稿する写真に多く見られる自撮りの構図のことです。
「かつのぶフレーム」誕生以前は文章での発信が多かった加藤氏ですが、娘さんから動画での発信が必要だと指摘されたとのこと。そこで秘書に撮影してもらったところ、さらに自撮りにするようダメ出しをされた結果、今の構図が誕生したとのことです
《引用》SNSで話題のかつのぶフレーム!自民党・加藤勝信衆院議員がその誕生秘話を語る!選挙ドットコムちゃんねるまとめ




結論として

今回の候補者の中で『総理大臣』に最適なのは、控えめでありながら実は能力も人望も兼ね備えている加藤氏なのかもしれません。


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