(※この記事は、『はまなすについてのよしなしごと』より一部抜粋・加筆しています)
「はまなす」「カシオペア」のラストランが迫り、徐々に人が増えている札幌駅。
撮影にやってくるのはかまわないのですが、中には迷惑なやつもいます。
今回は、そんなお話。
冬頃から、札幌駅でこちらの張り紙が貼られているのは既に紹介しました。
札幌駅は元々人の往来が多いですし、撮っている人の数も多いので、掲示自体は普通です。
ところが、この張り紙が増殖しています。
こんなところや(発寒駅・札幌方面ホーム・札幌側)、
こんなところにまで、同じような張り紙が。
(稲積公園駅・小樽方面ホーム・小樽側)
両駅とも、少なくとも前回撮影したときにはありませんでした。
こちらは、前回の稲積公園訪問時の、同じ位置の写真。
今日行った発寒中央にいたっては、駅前の踏切にまで張り紙されていました。
踏切から見た列車はこんな感じ。
張り紙を出すということは、各駅ともホームが狭いという理由もありますが、マナーの悪い撮影者が増えたからにほかなりません。
その証拠に、昨日(3/16)撮影していた長都は、ホームの狭さは上の3駅とほぼ同じな上、通過列車の本数も速度も圧倒的に多いですが、張り紙の類はありませんでした。
(上の3駅と違い無人駅ということもあるが)
本州から鉄道目当てで人がやってくるのは別にいいのですが、勝手に迷惑をかけた挙句、余計なものまで残されたら、こちらはたまったものじゃありません。
「はまなす」「カシオペア」の最終日が近づいていますが、マナーだけは守ってほしいものです。
特に、あれだけ言われているのに、未だにフラッシュをたくやつは許せません。
フラッシュが必要になるということはカメラの性能不足(特にセンサーの感度)か技術不足(シャッター速度などの調整ミス)が考えられますが、私に言わせれば、フラッシュをたくのは『私はカメラも満足に扱えないへたっぴです』と公言しているに等しいと考えています。
(※あくまでも鉄道写真に限定した話。その他の夜景については、当然フラッシュを使ったほうがきれいです)
安全な運行のためにも、マナーをきちんと守りましょう。
ここ最近、赤電車、トワイライトエクスプレス、北斗星、カシオペアとはまなすといった感じで廃止列車が相次いだことも、にわか撮影者が増えた一因でしょうね。残念ですが、安全に気を付けてなかよくやって欲しいものです。
明日が本当に最後になりますが、無事に終わってほしいものです。