Local-Liner ~静サツ雑記帳

静岡運転所札幌派出所=静サツへようこそ。
札幌圏の鉄道を軸に、気ままに書き連ねていく日記です。

ダイヤ改正に合わせて行った結果がこれだよ! その1 ~北海道から出られない!?

2013年03月23日 | 鉄道 ‐ 旅行(2013年)
 帰省から帰ってきました。
 一週間近く更新できませんでしたが、晴れて復活です。
 まだ学校も始まらないので、しばらくは廃j……なんでもないです。


現在地:札幌

静岡まで934.6km(直線距離)


 3月13日、13時。練習を終えてすぐ、札幌駅へと急ぎます。
 お土産を選びながら、新千歳空港行きの快速「エアポート」の時刻を確認します。日数の問題で今回は行き帰りともに飛行機を使うことにしました。そうでなくとも、航空券の格安化が進む現在、対本州の移動は飛行機の方が圧倒的に便利で安いです。
 まあ、静岡に帰るのに行先が関空なところで正常ではないのですが。
 今回予約した便は、ジェットスター航空のGK160便。安さに引かれて、またこの会社を利用することにしました。だって、関空まで5000円って言われたら……
 出発時刻は14時55分。新千歳空港まではおよそ1時間かかるので、あまり時間に余裕がありません。
 お土産を買い、いよいよ改札をくぐろうとしたその時。
 ジェットスターから一通のメールが届きました。
 








『この度はジェットスターにてご利用いただき、誠にありがとうございます。
 大変申し訳ございませんが、ご搭乗予定の新千歳13/3/13発GK160が欠航となりましたのでご連絡いたします……』











 ……え? 欠航?


 …………………………このタイミングで?



 さて、札幌を出るか、と思っていた矢先の出来事に、思わず携帯の画面を二度見してしまいました。
 が、続けて払い戻しの案内が送られてきては、さすがに認めざるを得ません。

 あれ、このままだと北海道から出られないんじゃ……?

 ジェットスターにすぐさま電話をして、次の便に振り返ることができるのを確かめましたが、次のGK162便は新千歳17:50発、関西空港20:05着とかなり遅くなってしまいます。ただでさえ詰まっている旅程が、さらに削られてしまいます。そもそも、GK162便が飛ぶといえる保証はありません。
 ということで、至急代わりの便を探すことにしました。
 焦らず札幌駅で他の便を調べるか、とりあえず新千歳に行ってみるか。
 気が付けば、次のエアポートの発車まで2分になっていました。迷っている暇はありません。
 3秒ほど考えて、自動券売機で新千歳までの切符を購入。発車間際だった6番線の「エアポート130号」に駆け込みました。


[種別:快速 千歳線 3924M エアポート130号 小樽12:34→新千歳空港13:46]
《札幌13:10発》

 721系6両編成のエアポートは、札幌を満員で発車しました。座席はもとより通路まで埋まっている有様でした。仕方なく、デッキに身を埋めます。
 乗り込んだとはいえ、中でじっとしているわけにはいきません。携帯で代わりの便を探します。
 しかし、当日、それも午後となれば、割引運賃のほとんどは使えない状況です。格安航空券を調べても最安で25000円という値が出てくる始末。5000円で抑えていただけに、2万円という額にはためらいがありました。
 そんな中、ふとスカイマークの公式サイトを見つけました。LCCの先駆けといわれる会社ですが、以前機体の過剰使用が問題でニュースになってからあまりいい印象を持っておらず、これまで避けてきました。安心感ならANAやJAL、安さならジェットスターやピーチなどで、スカイマークは注視してませんでした。
 で、本日(3/13)の便を見てみると……

 新千歳15:05発。空席あり。12000円。
 
 なんというか、即決でした。
 金額こそ倍近くなりましたが、それでも1万円台で済んでます。なにより、ジェットスターとほとんど時間が変わらないおかげで、ここからのルートに支障が出ません。 

《新千歳空港13:50着(約4分遅れ)》



 そんなわけで、空港に着くまでになんとか押さえることに成功しました。携帯の力は偉大です。
 座席があるという安心感からか、札幌駅で焦っていたのが夢のように落ち着いていました。 

 予想外に事が済んだので、空港内の店を覗いてみることに。



 さっぽろ雪まつりでも紹介した『雪ミク』(詳しくはこの記事)グッズが大量に並んでいました。



 エヴァンゲリオン×スープカレーという謎の組み合わせ。キャラに合わせて五種類あります。

 スカイマークも機材の関係で遅れていましたが、そのくらいは気にしません。運休よりはましだもの。

[SKY906便 新千歳15:05→関空17:20]

《関西空港17:40着(約20分遅れ)》



 およそ20分遅れで関空に到着。既に日は暮れ、どんよりとした空が広がっています。



 関空のターンテーブルは、中央から荷物が上がってきて、外側のレーンに落とす仕組みなのですが……

   

 ご覧のように、無造作にレーンに落っこちてきます。
 スーツケースならまだいいのですが、楽器のように慎重な扱いのいるものもこんな形で来るので、見ている側は冷や汗ものです。

 関西空港については前回の帰省と同じなので省略します。



 今回も南海の『関空ちかトクきっぷ』を使います。難波までの乗車券と難波からの地下鉄がセットで980円となる、お得な切符です。



 ホームに降りると、ラピートと空港急行が待っていました。
 ラピートはJRの「はるか」と覇を争う空港特急です。鉄人28号似といわれる独特のフォルムをしています。かつてはノンストップで関西空港と難波を結んでいましたが、現在は途中の主要駅にも停まるようになりました。
 追加料金が嫌なので空港急行に乗りますが、この切符に特急券を足せばラピートに乗ることができます。



 『空港急行 なんば行』の表示。正式には『難波』駅なのですが、案内はひらがなです。ちなみに、大阪市営地下鉄は『なんば』が正式表記になっています。



[種別:空港急行 南海空港線・本線 2166 関西空港18:14→難波19:05]
《関西空港18:14発》

 12月は鈍行で行きましたが、今回は空港急行なので、終点まで降りなくてもいいのですが……

《泉佐野18:23着》

 泉佐野で降ります。
 降りたのは私だけでなく、乗客の半分近くが隣のホームに移動しています。

[種別:特急 南海本線 0548 サザン50号 和歌山18:00→難波18:58]
《泉佐野18:28発》

 やがて、和歌山方から特急サザンがやってきました。指定席車の10000形と、自由席車の7000形が連結した8両編成です。自由席は運賃だけで乗車することができます。
 わざわざ乗り換えた理由は、岸和田で空港急行を抜いて、終着の難波に先に到着するからです。空港急行はせっかくの空港直通列車なのに、なんでサザンに抜かれるダイヤにしてしまったのでしょうか。

《難波18:58着》

 終点まで満員のまま、サザンは難波駅7番線に到着しました。



 改札すぐの階段を下り、御堂筋線のなんば駅を目指します。

[種別:普通 大阪市営地下鉄御堂筋線 496 なかもず18:37→千里中央19:29]
《なんば19:01発(約1分遅れ)》

 発車間際の電車に飛び乗りました。

《淀屋橋19:08着(約1分遅れ)》



 あれ、このルート、どこかで見たことあるような……と思った方は鋭い。
 ここで降りた理由はもちろん一つ――『おけいはん』です。

 次回に続く!



現在地:淀屋橋

静岡まで266.0km(直線距離)




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