Local-Liner ~静サツ雑記帳

静岡運転所札幌派出所=静サツへようこそ。
札幌圏の鉄道を軸に、気ままに書き連ねていく日記です。

出させる気ないでしょ……

2013年03月12日 | 日記
 知っての通り、北海道は寒波に見舞われています。
 このところ、JR北海道の運行状況をチェックしていると、毎日のように運休路線が出ています。
 一番ひどいのは留萌本線で、『昨日より除雪作業を行っております留萌線・留萌~増毛間については、作業に時間を要しているため、本日(3/12)についても始発列車より運転を見合わせます』の表示が少なくとも3日出ています。
 道東を中心に死者が出た猛吹雪だったのは土日のことですが、その影響は火曜日の今日も続いています。

 そして昨日、やっと晴れたのでカーテンをめくってみると……



 埋没。

 ついに部屋の窓が雪に閉ざされてしまいました。



 開けようと思っても、雪がつっかえてこれ以上開けられません。

 うちは地面よりも数段高いところに基礎があるので、地面から窓までおよそ1メートルといったところです。

 ところで、意外に思われるかもしれませんが、窓が埋まるほど雪が残っているのは我が家ぐらいで、札幌でも雪が積もっているところは多くありません。
 私の家は立地が特殊で、隣の家に駐車場がある関係でブロック塀があります。家とブロック塀の隙間に雪が溜まり、ブロック塀で日光が遮られた結果、写真のようになったのです。
 北海道は雪が降るといっても日本海ほどは降らない(絶対的な降水量が少ない)ので、街中で1メートルも積もっているところはありません。除雪が入って路肩に積み上げられた雪も、今では大分崩されています。そうでなくとも、1月・2月がほとんど降らず、かつ2月の頭は「あれ、もう春が来たの?」と思ってしまうような温かさが続いたため、『雪が解ける→冷気で凍る』が繰り返され、雪が圧縮されています。現に、窓の外の雪も、2月の半ばの時点ではまだ50センチほどの余裕を残していました。1月の始めとほぼ変わりません。雪が降らなかったのと、石狩川の方から吹きつける強い風で上にある雪がさらわれていったため、それ以上積もっていませんでした。一時期は、「ひょっとして、窓が埋まることはないんじゃないか?」とさえ思ったほどです。
 それが、二晩を越しただけでこの有様。ひょっとしたら、道民を外に出したくないのかもしれません。
 さすがは試される大地、北海道。


追記:もちろん札幌市内でも、陸上グラウンドのように、何も雪かきをしていないところでは、身体が埋まるぐらいの雪がまだ残っています。


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