![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/d5/7359e3fa0a8e1df00c5e17e6d7511dd1.jpg)
入笠湿原を1周して小高い林道(ここは車両通行止め)まで登ると、山彦荘がある。
山彦荘は、トレッキング客向けの食堂や売店もやっている山小屋。
お店前ではいろいろお土産も売っているんだけど、そのわきに野趣あふれる花壇がある。
ここに、とても珍しいキバナアツモリソウ(絶滅危惧種)が咲いているのだ。
キバナアツモリソウを撮影し山彦荘を過ぎ、入笠湿原の先にあるお花畑へ。
お花畑に入る前、【カゴメの森】と看板がある小さな沢沿いのルートを歩くのだけど、
ここではクリンソウの群落があり、通りかかる人はみんな「おお~」と声を上げる。
クリンソウは入笠湿原に入る前からチラホラ咲いているのだけど、
ここの群落はほんとにたくさん咲いている。見事。
クリンソウの大群落を過ぎ、こんどはお花畑へ。
季節ごとに違った高山植物が咲き、入笠湿原とともに【花の入笠山】のシンボルでもある場所。
今はレンゲツツジがピークを迎えている。
お花畑を抜け、登山道らしいコースに入ると、ちょっとキツイ登りになってくる。
でもそれほど長い距離ではないので、何とか到着ー!
入笠山の頂上は禿山状態で展望が開けている。
八ヶ岳とか甲斐駒ヶ岳とか見えるんだけど、この日はうっすら稜線が見えるくらい。
午前中のうちにここまで来れたけど、ランチは下山してからと思っているのですぐに下山。
しかし大阿原湿原に立ち寄りたい、と夫。
大阿原湿原に立ち寄るとだいぶ遠回り。
入笠湿原よりも広い湿原だから、まぁ行ってみるか。
湿原までのルートでは、白い小さな花をつけた木がたくさんある。
ズミ(コナシ)?エゾノコリンゴ?
両者の見分けは難しい。
たぶん、白いのはエゾノコリンゴなんだおともうけど。
↑ 湿原到着。
大阿原湿原にはこの木がたくさんあって、白い花が広い湿原のアクセントになっていた。
大阿原湿原周辺は、入笠山に比べるとかなり人が少なく、
広くて静かで気持ちがいい。
大阿原湿原を1周し、再び入笠湿原へ出る。
↑ 息子と夫が歩く木道(貴重なツーショット)。
天気は結局晴れなかったけど、雨も降らなかったし、
珍しい花もたくさん見られたし
なにより日帰りで来られるのがありがたいね。
思いがけず息子と一緒にトレッキングできたし。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます