振り飛車党で今この記事を読まれている方。あくまでにAIの解析を解釈しているだけで、私個人の意見ではありませんので、どうか気を悪くされませんように・・・
ご存知の方も多いと思いますが、ほとんどの最新将棋AIは基本的に振り飛車を指しません。飛車を振ると100~200点評価値が下がります。
この件について、考察します。
こんな説があります。「振り飛車は飛車の動きで1手損するので、その分評価値が下がる」と
しかし、初手から任意の筋に飛車を振ると評価値は-100台なのに対し、初手でパスをすると(ルール上できませんが、仮にできたとした場合)-2桁で収まります。
したがって手損だけでなく、飛車の位置が変わること自体もマイナス評価になっているのです。
もっと言えば、少なくとも最序盤において「飛車のベストポジションは初期位置(居飛車)である」というのがAIの考えです。
素朴に考えてみましょう。
Q 初形において後手陣の最大の弱点はどこでしょうか?
A 2三の角頭です。
Q では2三を狙うに当たって、飛車はどこにいるのが良いでしょうか?
A 答えは2筋です。
極めつけはこれ。先手で▲7八飛の一手を得できている局面を仮定。
何と候補手の中に▲2六歩や▲2八飛があります。1手得の三間飛車と1手損の居飛車を大体同じに評価するとは・・・
とにかくAI先生は居飛車がお好きなようです。
ご存知の方も多いと思いますが、ほとんどの最新将棋AIは基本的に振り飛車を指しません。飛車を振ると100~200点評価値が下がります。
この件について、考察します。
こんな説があります。「振り飛車は飛車の動きで1手損するので、その分評価値が下がる」と
しかし、初手から任意の筋に飛車を振ると評価値は-100台なのに対し、初手でパスをすると(ルール上できませんが、仮にできたとした場合)-2桁で収まります。
したがって手損だけでなく、飛車の位置が変わること自体もマイナス評価になっているのです。
もっと言えば、少なくとも最序盤において「飛車のベストポジションは初期位置(居飛車)である」というのがAIの考えです。
素朴に考えてみましょう。
Q 初形において後手陣の最大の弱点はどこでしょうか?
A 2三の角頭です。
Q では2三を狙うに当たって、飛車はどこにいるのが良いでしょうか?
A 答えは2筋です。
極めつけはこれ。先手で▲7八飛の一手を得できている局面を仮定。
何と候補手の中に▲2六歩や▲2八飛があります。1手得の三間飛車と1手損の居飛車を大体同じに評価するとは・・・
とにかくAI先生は居飛車がお好きなようです。