早朝から自転車で秩父方面へ。今日はそこいらにある峠ぜんぶ登りまくりデーと意気込んで出かけたのですが、ごちそうを目の前に終了です。
パンクしたんですが、タイヤの中にあるチューブを交換することができませんでした。チューブから空気が抜け切れず、チューブがリムを越えて外に出ることができないのです。
空気が抜けきれないのは、天然ゴム製のチューブがタイヤに張り付いてしまっているからだと思います。チューブに空いた穴がタイヤと密着し、そのため空気が漏れにくくなっている。
事を大きくしたくなかったので、タイヤを元に戻し、空気を充填。空気が漏れにくいのをいいことに、なんとかこのまま帰宅したほうがいいと考えました。
座ると空気が漏れやすくなるだろうから、帰路はぜんぶダンシング（立ちこぎ）。約５時間もの間、見えない椅子に座り続けました。死ぬほど辛かったです。
東武東上線成増駅付近で、空気が完全に無くなりました。もうダメです。空気が抜けたんでチューブ交換可能ではあったんですが、タイヤに張り付いたチューブを外す作業をこの寒い中やる気になれず、歩いて帰ることを選択。あまりに辛すぎて、気を紛らわせたくて、お菓子類でも食べながら帰ろうとコンビニに寄ったんですが、おつりをもらい受けるとき、手が真っ黒であることにぎょっとしました。気がつけば、顔もウェアも油まみれ。店員からすると、いったい何をやったらこうなったのかと思ったことでしょう。成増駅から家まで３時間かかりました。
