神奈川県後期高齢者医療広域連合議会の第1回定例会に出席しました。
私は、「鎌倉市・藤沢市・茅ヶ崎市・三浦市・逗子市」で構成されるブロックの市議会議員の中から選出されています。
神奈川県後期高齢者医療広域連合とは神奈川県の全市町村が加入する、75歳以上が加入する後期高齢者医療制度を運営する団体です。
今日は以下の承認1件、議案7件を審査し、全て承認、可決されました。
・承認第1号 専決処分の報告及び承認を求めることについて(神奈川県後期高齢者医療広域連合短時間勤務会計年度任用職員の任期、勤務条件等に関する条例に一部を改正する条例)・・・承認
・議案第1号 神奈川県後期高齢者医療広域連合短時間勤務会計年度任用職員の任期、勤務条件等に関する条例に一部を改正する条例の一部を改正する条例について・・・可決
・議案第2号 神奈川県後期高齢者医療広域連合職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について・・・可決
・議案第3号 神奈川県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例について・・・可決
・議案第4号 令和5年度神奈川県後期高齢者医療広域連合一般会計補正予算(第1号)について・・・可決
・議案第5号 令和5年度神奈川県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について・・・可決
・議案第6号 令和6年度神奈川県後期高齢者医療広域連合一般会計予算について・・・可決
・議案第7号 神奈川県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療特別会計予算について・・・可決
また、2件の陳情については不了承とされました。
議事の中で「えっ」となった事が3件ありました。
1つは議案第7号の質問で「反対の立場で質問します。・・・」との質問です。
質問とは提案されている議案の内容の不明な点を精査し、賛否を決めるために行うものであり、反対を決めているなら質問する必要は無く、討論を行い「反対の立場で討論します。・・・」とするのが議会の常識です。
また、予算を反対するのに事業の提案をするのです。
答弁者である広域連合長も困ったはずです。
逗子市議会では絶対にない事です。
他の広域連合議員も同様の考えで、呆れていました。
2つ目は陳情第1号の討論で、陳情2号の内容を読み上げ賛成討論を行いました。
途中、議長から指摘されて訂正しましたが、逗子市議会であれば通告内容と異なるため打ち切られるか、陳謝する行為です。
3つ目は陳情第2号の討論で議長に指名された後で、「確認します。」といって事務局と打合せを始めた事です。
これも、陳謝すべき案件と考えられます。
この3件同じ議員によって行われ、ともすれば懲罰対象ともなる行為です。
この方、横浜市ブロック選出議員ですが、議長も横浜市ブロック選出という事もあり温情で対応したのかもしれませんが、議長経験のある議員からもその対応に疑問の声があがっていました。
議事を混乱させた議員には、猛省を促します。