今日から逗子市議会教育民生委員会の行政視察。
初日は大阪府大東市の「家庭教育支援の取組みについて」視察を行いました。
大東市は住道町、四条町、南郷村の2町1村が合併して、昭和31年4月1日に誕生した、大阪府の北河内地域に位置する、人口116,030人、広さ18.27㎢の市です。
「子育てするなら、大都市より大東市。」をブランドメッセージを掲げる大東市の家庭教育支援に取り組んでいます。
今日は
(1) 家庭教育支援事業の概要について
(2) 家庭教育支援チーム「つぼみ」の活動について
担当職員から話を伺いました。
家庭教育とは、挨拶の習慣や、早寝早起き朝食を取るといった規則正しい生活習慣作り、テレビやゲームの時間などのルールを話し合って決める、学校での出来事について、たくさん話をするなど、子どもの健やかな育ちの基盤であり、すべての教育の出発点です。
大東市の 家庭教育支援事業は行政等の関係機関や専門家、地域人材等で構成する家庭教育支援チームを教育委員会事務局に設置し、小学校児童保護者を対象に家庭教育に関する情報や学習機会等の提供を行っています。
また、孤立しがちな保護者や教育への関心が低い家庭等の個別訪問を行い、コミュニケーションを図り、信頼関係を構築し、保護者の子育てに対する理解を深めるとともに悩みの軽減につなげる支援活動を実施しています。
家庭教育支援チーム「つぼみ」は、保護者が安心して子育てを行うため、平成28年に立ち上げ、以下の活動に取り組んでいます。
・アウトリーチ型支援・家庭教育に関する状況把握調査
・サロン型支援「いくカフェ」
・セミナー型支援「講演会、思春期保護者向けセミナー」
・企業等との連携協働「家庭教育応援企業等登録制度」
小学生、中学生を持つ保護者特有の悩みや困り事を、専門家と地域の人達で構成する家庭教育支援チーム「つぼみ」が支援しています。
逗子市でも、子育て・教育に悩んでいる保護者をどう支援していくかは課題であり、家庭教育に関する状況把握調査はすぐにでもやる価値があると思いました。