宮城県栗原市議会運営員会の皆様が逗子市議会の「クラウド文章共有システム」の行政視察に来られ、匂坂議長、田幡議員と私の3名で対応し、私が概要を説明いたしました。
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栗原市議会では昨年12月にタブレット(iPad Pro)とスマートディスカッション、LINE WORKSを導入し来年2月議会からペーパーレスの正式運用となる前に全国に先駆けてタブレット端末を使ったクラウド文章共有システムを導入している逗子市議会に視察にお越しになりました。
栗原市議会は平均年齢が70歳という事もあり操作に慣れない議員も多く、逗子市議会での導入初期は議員同士が操作を教え合いながら、ゆっくりと議事を進めたことや、無理にペーパーレスにするのではなく紙の書類と併用しながら徐々にタブレット端末に移行し、すべての紙の書類を無くすのではなく予算書や決算書は紙の方が見やすい為、残していることなどを説明しました。
また、議会事務局との連絡を栗原市議会では貸与されたiPad内のアプリLINE WORKSで行っている事から、個人のスマホで連絡が受け取れないなどの不便がり、逗子市議会ではメールで行っているため、スマホでも自宅のPCでも受け取れるとの説明をしました。
85歳になる議員の方もお越しになり、どうしたら使いこなせるのか質問頂きました。
逗子市議会もiPadとSideBooksによる「クラウド文章共有システム」を導入してから11年が経ち、栗原市議会のICT化の取り組みは逆に大変参考になりました。
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